おはようございます＾＾
カジノIRに大きな進展がありましたので
今日はその話題についてです。
先日、横浜市がカジノリゾートを誘致していく
話題をお伝えしましたが、大きな進展がありました。
というのは、大阪のカジノリゾート開発に
参加表明していた海外のある大手IR企業が
カジノリゾート開発から撤退を始めたのです。
複数の企業が参加して切磋琢磨していた
大阪開発にいったい何があったのでしょうか。
横浜市が、誘致に関して「白紙」という立場を
貫き慎重な対応を取っていたにも関わらず、
林文子市長が突如、横浜にカジノリゾート誘致を
正式発表し、賛否入り乱れて大いに揺れています。
しかし、横浜カジノ誘致に追い風が吹いてきました。
どういう事かと言うと・・・
今回、撤退表明を発表したのは
ラスベガス・サンズであり、大阪開発
の最有力候補の呼び声が高い企業でした。
以前、ラスベガスサンズは大阪進出を最優先すると
表明していました。
↓ ↓ ↓
が、ここに来てその方向性を大きく変換させました。
これには本当に驚きました。
超一流のビジネスマンは決断が本当に早い。
しかし、
撤退表明と思いきや、横浜への
進出表明に切り替えてしまいました。
おそらく裏で話が進んでいたのでしょう。
私達が見えているものは本当に
正しいのか、実はそうでもなさそうです。
すでに出来上がっている脚本に翻弄されているだけです。
話がすこし逸れましたがラスベガス・サンズの
大阪撤退の裏には、大阪のカジノリゾート開発企業は
すでに決定していることも考えられますね。
そして、ラスベガス・サンズが
なぜここまで早く行動に移せたのか？
それはこのような背景があるからです・・・
菅義偉官房長官が、横浜のカジノ誘致を
間接的に表明したことです。
この表明は、ライバルの候補地に衝撃を与え、
一気に本命に躍り出たといわれています。
なぜなら、早くからカジノ推進派の菅氏は、
「ギャンブル等依存症対策基本法」
を作り公明党を説得。
さらに、カジノ開設までの手続きや規制を定めた、
「IR（統合型リゾート）実施法」を成立させた
中心人物です。
また、秋頃には、政府はカジノ管理委員会を設立し、
カジノリゾートの基本方針を発表します。
もちろん菅氏はカジノ管理委員会の人員選定や、
誘致都市の選定まで大きな影響力を持つに違い
ありません。
その菅氏の側近である林市長が
カジノリゾート誘致を発表したため、
横浜に決まる可能性は非常に高いといえます。
しかし、山下ふ頭の港湾事業者を束ねる
「ハマのドン」こと藤木幸夫会長は、
カジノ誘致に大反対しています。
藤木氏の反対理由として、
「山下ふ頭は聖地、博打場にはしない。
ギャンブル依存症の懸念もある。
命を張ってでも反対する」
と記者会見で述べています。
地元政財界の重鎮である藤木氏が
首を縦に振らない限りカジノ誘致は
難しいと言われていました。
ただし、実を言うと藤木氏は、
菅氏の古くからの有力後援者です。
今回、林市長が藤木氏の反対を承知で
誘致表明をしたのは、菅氏の力が
上回ったからだと考えられます。
ついに「ハマのドンが交代した」
といっても過言ではありません。
横浜が首都圏発の候補地として名乗りを上げたことは
海外カジノ企業にも大きな影響を与えました。
これまでカジノ大手のラスベガス・サンズは、
大阪進出を目指していました。
しかし、今後は東京と横浜に焦点をあて、
横浜進出に方針を変えたのです。
また、ラスベガス・サンズの会長である、
アデルソン氏はトランプ大統領の盟友です。
日米首脳会談にも同席し、安倍首相に
日本のカジノ解禁を説いた人物でもあります。
つまり、ラスベガス・サンズが
横浜進出に方針を変えたということは、
トランプ大統領を味方につけたようなものです。
まさに、横浜に追い風が吹きましたね。
果たして、今後横浜にカジノ誘致が
決定するか、今後の動向に注目しましょう。
横浜市のカジノリゾート開発企業がこのまま
ラスベガス・サンズに決まってしまったら面白いですね。
ただ、日本への参加表明を出している
カジノIR企業はこのまま黙ってはいないでしょう。
今までにも増して、激しい椅子取り合戦が
今後も展開していくことになると思います。
カジノリゾート施設、3つしかない席を
どの企業が勝ち取るのか非常に楽しみですね。
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