「Creepy Susie and 13 Other・・・by Angus Oblong」を読む | MSIBATAの外大便り

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学び直しで神戸市外国語大学に社会人入学したのを機会にブログ名も変更しました。
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前回のブログ記事で「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」(向山淳子著・幻冬舎)を紹介しました。

この本を読んで次に何をするか、もちろん英語で書かれた本を読むわけですが、何を読んでいいか、わかりませんよね。そこで、向山先生は、お薦めの本を14冊も挙げてくれていました。その中から、興味を持った「Creepy Susie and 13 Other Tragic Tales for Troubled Children」を選んで注文しておりました。

 

 

本は一昨日の2月19日に届きました。

 

文豪の小さな文字でぎっしり書かれた小説だと読むのが大変と思っていました。

 

 

ところが開けてみると絵本でした。

 

絵本だからと馬鹿にしてはいけません。向山先生は本を選んだ基準を次のように述べています。

 

 これらの本を選んだ基準は、読みやすさだけではありません。「本当におもしろい」本であることを基準としています。名作であるとか、内容が適切だとか、そういうことは無視して、本当に夢中で読めるおもしろい本だけを選びました。

 挙げられている本は、ほとんどが俗にティーンノベルと呼ばれる英米の十代の読者に向けられた本ですが、どれも大人向けの小説とくらべても全く遜色のない出来で、違いは文章が比較的簡単であることだけです。

 英米では子供向けであっても、若者向けであっても、大人が読んで楽しめるものしかつくりません。決して子供だましの作品などありません。

 

私が注文した「Creepy Susie and 13 Other Tragic Tales for Troubled Children」については、向山先生は、これは一応、児童文学、それもかなり幼い子供に向けて書かれた体裁を取っていますが、間違っても幼い子供に読ませてはいけないような本です。大変可愛い絵と、簡単な文章で淡々と綴られていく物語は、どれも想像を絶するほど恐ろしい内容をさらりと書いたものです。ブラックユーモアが好きで、刺激的な本が読みたい方にはお勧めですが、そのほかの方には少々毒が強いかも知れません。と、述べています。

 

それでは、しばらくの間、この本を楽しむことにします。