ようやく求めていた音に辿り着いたかも
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アシダ音響は日本の音響機器メーカーで
私はST-90-07というオンイヤー型の
オーバーヘッド・ヘッドホンを持っている
これはネットで評判が良かったので買ったものだが
装着感は良いのだが
残念ながら音が好みでなく余り使っていない…
低音が弱すぎるのだ
この3月にそのアシダ音響から新製品が発売されたのが
今回紹介するHA-SX12 HD
ルックスはPanasonicのRP-HTX7に似ており
一見して好みのレトロな雰囲気…
いかんいかん、
先日Sennheiser HD25を買ったばかりじゃないか
しかもスペックを見ればST-90と同じよう…
しかしよく見ると、ドライバー径は同じ40mmで
再生周波数帯も同じ5〜40000Hzながら
ドライバーの振動板に和紙を含んだものを使用し
エッジの形状が特別で深みのある低音が出るらしい…
因みに廉価版のHA-ST12に使われている
ドライバーはST-90のものと同一のようだ
う〜ん…
ST-90の音を考えると
謳われているような低音など期待できないのでは…?
しかし和紙を含んだ振動板がどんな音を出すのか…
新製品でネットにレビューもないし
これは結局自分の耳で確かめるしかないな…
所詮人間、いつどうなるとも知れない
明日をも知れない身…
これくらいの無駄や贅沢は許容されるだろう…
見た目は写真で見るより高級感があるが
ヘッドバンドのクッション表皮は柔らかすぎて
直ぐにボロボロになってしまうのでは?
と心配になってしまう
イヤーパッドやヘッドバンドのクッションは
柔らかく感触が良い
ただ側圧は強めかもしれない
重量は軽い方だ
見た目だけでなく大きさもPanasonicの
RP-HTX7とほとんど同じくらいだ
肝心の音について
初めて音出しした時はビックリした
モアっとこもったような低音…何だコレ?
しかし、直ぐにそれは違うと気付いた
ホンの数十分と聞き続けているうちに
俄かに音が変わってきた
おそらく振動板のエッジなど
動き始めの最初の時は馴染みが出てなかったのだろう
低音が凄い…低音の量も多いが
低音ってこれほど音程感があるものなのか…
中域から高域の音も解像度が高い
ボーカルはちょっとだけ遠い感じがする
ハイレゾ音源との相性は良い感じだ
ここで、スタジオモニターのSONY MDR-7506と
聞き比べてみると音のキャラクターが明らかに違う
HA-SX12は言ってみれば原音に忠実な音とは違うが
とにかくじっと聴き入りたくなるような
独特の響きがある
音楽用ヘッドホンとスタジオモニターの違いの意味が
ようやく分かったような気がする
KOSS Porta Proのようなノリの良い
ファンな音とも違う
どちらかと言えば重厚感がある音で
響きとか深みを感じるような音…
とにかく今まで聴いてきた
どのヘッドホンとも違う独特の響きがある
右は同じアシダ音響のST-90-07
ST-90の改良版で無酸素銅のケーブルを使っている
イヤーパッドが柔らかく
ヘッドバンドの締め付けも強くないので
オンイヤー型であるが装着感は良く
長時間使っても疲れない
ただ、音が…中〜高音域はHA-SX12と同様に
解像感が高く良いのだが低音が弱い
これと同じドライバーを使っていて
ハウジングが違うHA-ST12はどうか分からないが
スペックほど低音が出ているのか?と思うほど
いかんせん低音が弱い
それゆえにHA-SX12を買う前には
本当に言うほど低音が出るのか疑っていたが…
これはハマる音だ
ワイヤレスヘッドホン全盛の今だが
やはり有線の、しかもこだわりを持って作られた
ヘッドホンは良いなと思う
気になる人は是非買ってみたら良い
損はしないと思う
因みにインピーダンスは28Ωでボリュームは出易いが
アンプをかました方が鳴りが良いように感じる
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4月24日 追記
しばらく使ってみた感想を追記
このヘッドホン、値段の割にかなり良いのではないか?
メーカーが謳うとおり深みのある低音も素晴らしいが
解像力の高い中〜高音もスバラシイ
何というか、ずっと聞いていいたくなるような
中毒性のあるような感じがする
私の場合はこれより高価なものは
SONY WH-1000XM5しか持っていないし
これは基本無線で使うものなので単純に比較できないが
HA-SX12 HDの音はあらゆる点で
1000XM5より上の気がする
本当のハイエンド機、例えば2〜30万円もするような
高価なものは聞いたことすらないので
比較のしようもないのだが
HA-SX12 HDの音は凄く良い音に感じるのだ…
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6月15日 追記
HA-SX12 HDで音楽を楽しんでいる
WEBでHA-SX12のレビューを検索していたら
「低音が強すぎてバランスが悪い」と
評している人がいた
別に他人のレビューを批判する気はないし
個人の好みだから仕方ないが
このヘッドホンの魅力が
低音の表現にあることは間違いないので
それを否定してはこのヘッドホンの存在意味が
なくなってしまう
実際のところ
聞く音楽のジャンルというか
その音楽が構成されている要素によって
感じ方が異なってくると
いうことではないのだろうか
私の場合はロックやポップスが多いので
特に最近のEDM的な要素の強いポップスなどは
このヘッドホンで聞けば非常に楽しめる
と私は思っているが
元々音楽の要素として低音が多いので
人によってはうるさく感じてしまうのかも…
私はメーカーの謳い文句通りに
低音が豊かであるだけでなく
低音そのものの質が良く聞こえると
感じている
低音だけではない
ボーカルの質感とか
楽器の音の質感も良いと思っている
スタジオモニターのように原音に忠実な事が
音楽を楽しむことには直結しない
人によって感じ方は異なるという事だ
低音の響き、迫力、諧調が重要
だと考えている人には
このヘッドホンは向いていると思う
因みに同じアシダのイヤホンである
EA-HF1+も購入した
これはカナル型イヤホンであり
単純に比較できないが
低音の量は比べものにならないくらい少なく
正直HA-SX12 HDと比べると
物足りなく感じる
夏場の通勤用として買ったものなので
そこは割り切って使い分けている
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9月20日 追記
ようやく少し涼しくなってきた
夏場の暑い時期は流石にオーバーイヤーは使えない
これから涼しくなればまた活躍する機会が増える
この夏は通勤ではノイキャンなしの有線カナル型
家の中ではBluetoothのオンイヤー型を多用した
それらに比べ
改めて久し振りにHA-SX12 HDを使うと
やはり音が良いなと思う
低音の素晴らしさだけでなく
ボーカルやシンバルの音などの
解像感も素晴らしい
要するに私の好みというか
要求する方向性に合っている
HDでない方のST12の音の差が気になる
わざわざ似たようなものを買う気はないが
今勤めている会社の事務所は
秋葉原まで徒歩10分くらいなので
今度eイヤホン秋葉原本店でデモ機を聞いてみようか
やはり低音の出方や音の解像度などが違うのだろうか
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11月1日 追記
デモ機を聞きに行ったら欲しくなってしまうので
まだ行っていないのだが
アシダ音響のHPを見たら
HA-ST12のカラバリが増えていた
ブルーとかグリーンとか欲しい…
がカラバリとかで増やしてしまうのが
モノが増える一番の原因だから
買ってはいかん…







