Disposeable watch...
使い捨て腕時計…
そんな言葉を知ったのは随分前の事だった
確かネット記事か何かで
ベトナム戦争中にアメリカ軍が
そういう時計を使っていたと言うのを
読んだ気がする…
私は元々は自動車整備士で
今は専らディーゼルエンジンの
サービスの仕事をしているのだが
同業の人ならわかると思うけど
腕時計を付けていると
作業の時に傷付けたり壊したりする
可能性が高いので
仕事中は時計は外すことにしていた
しかし
工場のような所で作業をする時は
大抵どこかに時計があるので良いのだが
外の現場で作業する時には
作業の進み具合の確認や
休み時間の確認などのため
時計がないと困ることがある
しかも
ここ数年はApple watchを愛用しているため
流石に壊してしまっては悲しいので
作業中には必ず外している…
そういう時に使いたいのがDisposeable watchだ
元々は使用していたALBAが電池切れになり
電池交換を業者に頼んだ時に
数日かかるというのでその間の埋め合わせに
1980円でCasio A164Wを買ったのだが
これがタフ・正確・長寿命・好視認性と
余りに素晴らしくてこっちがメインになった…
安物なので仕事中にも気にせず使えて
大変重宝したのだった…
無くしたり傷だらけにしたりで
結局3回買い替えて使い続けている
他にも同じCasioの安時計としてMQ-24という
アナログ型のものも持っていて
これは視認性がすこぶる良く気に入っていた
先日久しぶりに使おうかと思って見れば
電池切れで止まっていたので
適合するSR626SWボタン電池を買って
交換したのだが
白黒二つのMQ-24どちらも動き出さない…
この時計は大体2年くらいで電池交換が必要で
どちらも過去に一度電池を交換しており
その時は動いたのだが
どうやら長い間放置していたので
ダメになってしまったようだった…
前置きが長くなったが
そこで今回ネットで新たな
Diposeable watchを探してみたところ
ダイソーで良さ気な時計が売っているらしい
ことを突き止めた…
これはそれこそ
ベトナム戦争時代にアメリカ軍が兵士に配った
Disposeable watchの模倣品のようだった
ダイソーのミリウォッチ(500円)
アーミーグリーンと黒の二種類がある
見た目はアメリカ軍の
ベトナム戦争時の時計にそっくり
値段の割に見た目は良く
パッと見はTIMEX Camperと見間違いそう
シンプルで視認性が良く
大きさもちょうどいい感じで見やすくて
一瞬で時間を知ることができる
早速先日仕事のときに使ってみたが
用途に適した使い心地だった
敢えて苦言を付けるなら
手首を大きく曲げた時に竜頭が手に当たって
ちょっと痛いことがあったくらい
ハードな仕事なので一発で傷だらけになったが
500円ならば気にもならない
左はCasio MQ-24、中央ダイソーミリウォッチ
右Casio F-84W
ダイソーはまだ使い初めたばかりなので
耐久性など未知数だが
Casioは使い捨てと呼ぶには勿体ないほど
丈夫で正確で且つ使い易い
左TIMEX Weekender、右ダイソーミリウォッチ
大抵の人は腕時計は2つや3つ持っているだろう
私は高いものは持っていないが
安物ばかり相当たくさん持っている
どれも500〜2000円程度のもので
高いものでも1万円程度のものだ
Apple watchを使うようになったここ4,5年は
これらの時計を使うことも少なくなって
収納箱の中に入れたままだったのだが
このところApple watchにも
少し飽きを感じてきたので
ダイソーミリウォッチは安物ながら気に入った
今どきの持続可能風潮には反するようだが
仕事の時に活躍してもらって
ダメになったら捨てさせてもらおう