音の出るものが好きで
イヤホンやらスピーカーやらたくさん持っている
中でも以前は(多分)存在しなかったが
最近は当たり前の存在となっているのが
携帯型のミニスピーカー
これらも幾つか持っている
スマホの普及とともに需要が増えたのだと思われる
とりわけ最近の主流はBluetoothによる
ケーブルレスタイプ
私もBOSEを始め3個持っているが
ケーブルがないという自由は
実際使ってみると想像以上に素晴らしい
ではケーブルがあるやつは
時代遅れでダメなのかというと
そんな事はなく
メリットも色々あるのだ
特にパッシブ型と言われる
内蔵アンプなしで電源不要のタイプは
アンプがない故に音量が上がりにくいなど
使い勝手の悪い部分もあるのだが
シンプルで扱い易い点は見逃せない
audio-technica AT-SP21
これは既に生産終了品なので
欲しければヤフオクやメルカリで中古品で手に入れるしかない
私もそうして手に入れたのだが
単純にコレクションなので実用性は余り気にしていない
もしかすると泊りがけの出張や
コロナ後には旅行に持っていくかもしれないが…
昔のガラケーのように本体をパカッと開いて使うのだが
180度開かずそのおかげでこのように立てて置くことができる
iPodなどを3.5mmステレオミニプラグ経由で接続する
本体にはボリュームコントロールはないので
iPod側でコントロールする
iPodの場合ボリューム最大にすると
室内では少しうるさいくらいの大きさになる
同じaudio-technicaのAT-SPP30というモデルも持っている
私は2014年に新品で購入したのだが
今でも買うことができる現行品※
(※まだAmazon他で入手可能だが生産しているかは?)
実はSP21を買うまでSP21の方が小さいと思い込んでいた
しかし実際に手にしたらSPP30の方が随分小さい
但し重さはSPP30の方が重い
SPP30はアクティブタイプでアンプ内蔵型なので
アンプ電源として単四電池2本を入れてあるため重い
電池を抜いてしまえばSP21と大差ない
音なのだが…
双方とも50mmのフルレンジスピーカーを積んでおり
同じような音だろうと思っていたら…結構違う
SP21はどちらかというと低音寄りで
ちょっと籠ったポコポコした感じの音に対し
SPP30は高音寄りでシンバルの音なんかは抜けが良く
SP21よりも全体的にクリアな音
恐らくフレームも含めた剛性が高いのでは?
アンプSWオンにするとそれなりのパワーで鳴る
SP21はソフトというか聞き疲れし難い音とも言える
しかしSPP30の方がやはり色々な面で
改良されている感じがする
最近のBluetoothスピーカーなどと違って
単四電池使用というのは実にありがたい
Bluetoothスピーカーは内蔵電池がダメになったら
修理に出すか捨てるしかないが単四ならその心配はない
反面長期保管の電池液漏れには注意しなくてはならない
しかもSPP30の素晴らしいところはアンプSWオフだと
パッシブスピーカーとしても使用できるようになっている点
上の写真を見てもらうと分かるけど
SW横にある緑のLEDが点灯していない
パッシブモードでもアクティブモードも音質に違いは感じないが
音楽プレーヤー側のボリュームを相応に上げないと鳴らない
SPP30は結構気に入っているので
壊れた時のことを考えて色違いでもう一つ買っておこうかと
考えていたのだが
ふとどうせならSP21を買って
二モデルを比較してみたら面白いのではないか?
と思い立って中古品を買った
購入したものは中古ながら使用感は余りなく
細かい傷が幾つか見られるものの
程度としては比較的良い物が手に入った
どちらも元々の価格が低いものなので
数万円もするようなBOSEだのJBLだのとは
元より比較になるような代物ではない
しかしバッテリも不要、または単四電池二本で使え
本体も軽量コンパクトで持ち運びし易く
3.5mmプラグを差すだけというシンプル操作
最新型のワイヤレスとはまた違う魅力がある