常飲?
定期的に呑んでる一本。
最近は割と市場に
出回っていることが多く、
2~3本はストックしている。
それでも
箱入りっていうのは
そうそう売っていない。
たまたま
普通の酒屋さんで
何気に見つけたので
衝動買い!
前に箱付きで購入したのは
遡ること約35年前
発売間もない頃、
行きつけの酒屋さんで
買った。
箱もボトルも
飾り気無しで、
至ってシンプル。
そして、・・・
開栓直後は注ぎにくい。
必ず零れる(苦笑)
まぁそれも愛嬌。
この四方山ブログを
始めた当初に
フロムザバレルについて
綴っていたが、
昨今では・・・
そこそこに
違うウイスキーも
呑んだりもしているので
あらためて味わいを
再確認してみる。
呑み綴る前に一筆。
そもそも何故に
アルコール度数「51.4」
などという
高めな濃度で
発売されたのか?
という事について、
文献によると・・・
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「ウイスキーの香味成分は
アルコールに溶けやすい
ものが多く、
水を加えて
アルコール度数を下げると、
白い濁りやオリとなって
折出してくる。
通常の40度前後のものは
それを防止するために
瓶詰前に冷却沪過にて
強制的に折出させた
香味成分を
除いている場合が多い。
フロムザバレルは
【濃い味わい】を
特徴にしたいと考え
且つ、濁りオリは
出したくないという考えで
51.4というアルコール度数の
品質設計をとった。
そして、
60度前後で貯蔵された
モルトウイスキーと
グレーンウイスキーを
ブレンドした後、
香味の調和を図るため
50度前後に
度数を下げて再貯蔵し、
瓶詰の際の
【割り水】をしないことから
フロムザバレルという
ネーミングにした」
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という事だそうな。
「水で薄めていない」のが
特徴!
だが、
そのままストレートのみで
味わうっていうのも
寂しいもので・・・
結局、
色々な呑み方を
いつものように
してみる。
今回最初は
ハイボール
もともとシェリー系の
チョコレートのような
甘さが特徴ではあるが
炭酸で割ることによって
酸味が加わり、
味わいは
ビターチョコレート風味に
感じられる。
スッキリ飲み易いのは
「5:1」位の割り方で
酸味バランスが高めになる。
味わいを好む場合は
「4:1」程度まで。
何れも余韻は
軽く苦みを感じる。
次はロック
この呑み方が
特徴を感じるには
最適だと思う。
冷やすことで甘みが
強めに出てくる。
深みを感じる甘さ加減。
軽く氷が溶け出して
程良く濃さが緩和されてくる
頃合いが度数のキツさを
抑えてくれる。
ストレートで戴くと
口あたりは柔らかく
渋樽感は強め・・・だが、
結構にキツめの
喉越し。
度数なりの
セメダイン臭が
強めに感じるが
まぁ、この辺は
開栓から日が経つと
和らぐ。
余韻は甘さが残る。
少し薄めて
トワイスアップ。
ウッディさに
甘い香りが加わる。
冷え加減の
水を使ったほうが良さそう。
続けて水割り。
割り方は「3.5:1」
甘み主体な味わい。
軽く渋樽。
もう少し濃いめの
「3:1」程度が好みかなぁ。
水も冷えてる方が良い。
再びロックで呑む。
チョコレートつまみにして
吞むと
苦みが増す。
コンビニで
「高級希少バニラ」という
箱の記載に
つられて購入。
滑らかな味わいで
贅沢気分を堪能。
最後にホットで。
概ね「4:1」
渋樽感強め
甘さがメインに来る。
この位の比率が
好みな味わいに
感じる。
冷めないうちに
さっと飲む感じで・・・
全体的にひと肌程度の
ぬるめな呑み方だと
バランスが
悪くなってしまう印象。
やっぱり
大きめな氷を
入れたロックで
冷えた頃合い
見計らって
味わうのが良いね。
でわ。