スフィアフェスについての2回目の今回は各ソロステージについて2日分まとめて振り返っていきましょう。
 まずはオレンジステージから。
1日目はソロコーナーのトップバッターでありソロ全体の1曲目に選ばれたのはFan Fun Paradeでした。
サードソロツアーの記憶がよみがえる曲からのスタートで会場の雰囲気をスフィアフェスからハルカリスクランドへと変えたというところでしょうか。
続いてcourageシンデレラ☆シンフォニーと予告通りテンションの上がる曲を並べてきました。
今回のオレンジステージの衣装は大きな赤いリボンが印象的でした、遥ちゃんはリボンが似合うイメージがあります。
ツアーの時の羽根を背負ったものには及びませんが4人で一番派手な衣装だったのは間違いないところでしょう。
4曲目で初めて懐かしい曲Girls,Be Ambitious.がきました。
初期曲の部類になりますがソロライブではセットリストのレギュラーになっているように人気が高くライブ映えもする曲ですので今回発表されたベストアルバムのファン投票でも上位入賞が予想されます。
5曲目初日の締めはQ&Aリサイタル、ミュージックレインボー03での美奈ちゃんは言うまでもなく声優以外にも多くの人にカバーされてきた文句なしの代表曲。
ファン投票1位候補の筆頭なのですが、スフィアの時も含めファン投票は微妙な心理が働きますので誰もが入るだろうと思う曲が意外な順位だったりします。
翌日のMCで愛生ちゃんも言っていましたが、1時間余りのブルーステージを終えて10分のインターバルでハイテンションな5曲を続けるというのは相当ハードだったと思われます。
2日目はQ&Aリサイタルからのスタートで初日とのつながりを感じさせてシンデレラ☆シンフォニーが2曲目でした、2日目はソロのラストでしたが変わらずテンションの高い曲が続きます。
3曲目はmotto派手にね、こちらはミュージックレインボー03で愛生ちゃんがカバーした初期の代表曲の1つです。
4曲目にはCourage、2日目はどちらかと言えばタイアップ付きの曲が続く印象が強いですがテンションが上がる知名度の高い曲という基準だとこういう選択になるのかもしれません。
2日目のラストは結果的にスフィアフェス2016ソロステージ締めの1曲になりますが恋ヲウチヌケを選んできました。
アルバムリード曲で先のツアーでクライマックスを飾った曲ですので盛り上がりは申し分ありません、結果的なのか狙ってなのかは微妙ですがスフィアの次のシングルと同じHoney Works制作曲での締めくくりとなりました。
スフィアのシングル1分1秒君と僕のがテーマ曲に使われる劇場版アニメ作品の主役の声は遥ちゃんが担当、折り返し休憩の間にCMが何度も流れていましたが自らの主演作だけに思い入れも強くソロの最後はHoney Worksの曲でスフィアへつなごうという意識があったのかもしれません。
本来のソロライブでは2曲くらいバラード曲が入ってそれが緩急になるのですが今回は持ち時間が短いためテンションの上がる曲だけを並べた構成でした。
目を引く鮮やかな衣装と合わせてソロライブでの賑やかさ楽しさやワクワクする感じが良く詰め込まれた30分だったと思います。
最後にベストアルバムファン投票の私の推薦曲を今回歌われなかった曲から挙げておきましょうOh My God♡ドーナツの2曲です。
 続いて初日の順番にならいピンクステージについて。
今回の衣装はピンクをベースにしたドレスに薄い白い布を何枚もあしらって左右非対称に仕立てた凝ったものでした、ブログによると広がった時に花びらの形に見えるように加工されたものを手作業で付けていったようです。
今回は衣装の点数は少な目でしたがそれぞれに工夫が凝らされていたようです。
初日はいきなりAmazing Graceから、Q&AリサイタルのMAXな盛り上がりからわずか5分にして会場の空気を一変させる説得力のある1曲。
これまでもツアーファイナルなど大事な場面で選曲されてきたカバー曲の代表作ですが、過去には歌われなかったスフィアライブの終演後に「今日は違ったけど彩陽ちゃんのAmazing Graceは凄いから1度生で聴いて欲しい」という会話が交わされるのを耳にしたことがあるほど切り札あるいはとっておきの1曲とファンに広く認識されています。
続いてはWalking On Sunshine、セカンドアルバムリード曲でミュージカル要素を取り入れた1曲、以前にも書いていますがノンタイアップだったりアルバムオリジナルだったりする曲により強く本人の個性や指向性が現れ傾向がありこの曲などはその代表格でしょうか。
3曲目はNext Destination、シンフォギアGのエンディング曲ですがピンクステージでも盛り上がる曲を1曲は入れておきたいということでしょうか。
4曲目はファーストアルバムからBe with you、シングルのカップリング曲ですがファーストアルバムでもリード曲ソプラノとならぶポップな印象の曲です。
1日目の締めくくりは夢のとなり、しっかりと聴かせる曲で折り返しの1時間休憩につなげました。
2日目は逆に休憩明けとなることを意識してかWalking On Sunshineからのスタートでした、静かすぎる曲では後半への勢いが付かないとの配慮かもしれません。
続いてはカバー曲You Raise Me UPでした、3曲目にはシンフォギアGXのエンディングRebirth-dayで前日同様真ん中の3曲目で盛り上がりを演出。
4曲目は唯一曲順・曲目ともに共通な
Be with you、ファーストアルバムからも1曲いれておくことに意義があるという判断でしょう。
2日目の締めくくりには
愛の陽、後半部分にクラシックの要素を取り入れたイメージソング的な色合いもある1曲です。
昨年のDCDの際ミュージックレインボー03で持ち歌を交換する企画がMCの話題に上がったのですが、愛生ちゃんが「愛の陽なんかは(カバーするの)絶対無理だから」とネタ的に名前を挙げたほど難易度が高いと同時に「愛の陽=高垣彩陽」という結びつきが強くなっています。
タイアップ付きのシングル曲・カップリングやアルバムオリジナルのノンタイアップ曲・クラシックを多く含むカバー曲、この3パターンの落差の大きさからくる曲のバリエーションの豊富さが彩陽ちゃんのソロの特徴です。
これに加え過去2回のソロツアーではピアノの後藤さんとバイオリンが入るのがバンド編成の特色でありセカンドツアーではギターにスフィア楽曲の作曲でおなじみの黒須さんが加わっていました。
そのため今回のスフィアフェスでは普段通りのバンドメンバーとはいきませんでしたが、「カバー曲で「おぉ」とうならせてオリジナル曲でもポップな曲でリラックス、そこからシンフォギアを中心としたタイアップシングルで盛り上がりじっくり聴かせるタイプのオリジナル曲で高い歌唱力を堪能、しっとりとバラード曲で締める」というソロライブでの絶妙な緩急の付け方を5曲という限られた時間に上手く詰め込んでありました。
この曲調での緩急に加えてMCでのダジャレなど愛嬌やサービス精神の部分で曲の壮大さや高い歌唱力から受ける敷居の高さを緩和しているというのが過去2回のソロツアーの印象でしたが今回はどのような構成でくるか気になります。
ピンクステージについての締めとして今回選ばれなかった曲でソロツアーで聴きたい曲を挙げてみましょう。
まずは
光のフィルメント抑えた立ち上がりからテンポもキーも徐々に上がってサビへと向かっていく展開が快い曲です、次はたからもの今回のフェスで季節感的に期待した曲でしたが久しぶりに聴きたいところです、典型的なバラード曲なら月のなみだでしょうかファーストツアーで初披露を聴き衝撃を受けました。
 続いては
パープルステージを。
今回もっともスフィアライブのパターンから外れて独自性を発揮していたのがこのパープルステージです。
他の3人との最大の違いはMCの分量を減らして6曲歌ったことですがその内容も限定曲以外は曲順も同じというのも異色です。
今回のスフィアフェスでは「2日間で同じ曲でも違う景色に」というのがキーワードの一つになっていて曲順や演出に変化を付けてきているのですが、会場限定曲なしで回り切ったTickTickTickツアーを思わせるセットリストにしてきました。
衣装はスカートとトップスで色が違うカラフルな組み合わせの上にシルバーの上着を羽織るというものでした、一見さほどパープルのイメージがなさそうですがシルバーの上着に客席のサイリウムやペンライトが反射するのでそこの部分でパープルを表現する意図があったのかもしれません。
両日共通で1曲目は
ミュージックスターから、コールというよりはコーラスに近いものがお約束になっているライブの定番曲です。
この曲を聴くと意識がTick Tick Tickを通り越してMakeXに戻りかけます、もしかすると今回のセットリスト中最もロック色の薄い曲かもしれません。
22曲目は限定曲その1、初日の
Bubbliciousはテンポの良さが印象的な1曲で「さらに加速してフェス後半へ向けて盛り上がっていきましょう」というようなメッセージが伝わる選曲です。
2日目の
like a super womanはサビに関してはより速い曲になっています、2日目は順番的にグリーンステージの後だけにさらに加速する感覚が欲しかったのかもしれません。
ソロ曲のカップリングでライブのセットリスト入りが少なくなりそうなポジションですがスピード感あふれるライブ映えの良さが好まれてかスフィアライブでのソロコーナーでも何度も歌われソロライブではレギュラーに近い扱いになっています、スタンドマイクを使ったり間奏で長い花道を疾走する演出が印象に残っています。
3曲目には新曲の
Bye Bye Blue、10枚目のシングルで原点回帰という意味合いがあるようでライブにも合う爽やかな曲になっています。
この日がライブ初披露でしたがサビ部分のワイパーの振りも含め客席がしっかり把握していた印象です。
4曲目は
Candy Color Popタイトル通りに賑やかで軽快なキラキラした曲です。
5曲目は
Another Wonderland今回のセットリストでもやや異色の歌い上げる曲になっています、ロック調な楽曲を並べるコンセプトは一貫していますがその中でもタイプの違う曲を並べることで緩急とまでいかなくてもイメージに広がりを与えています。
パープルステージ締めの6曲目は限定曲その2、1日目はロック楽曲が増えていくきっかけとなった
カラフルダイアリーでした。
最近の曲と比べればはっきりロック指向というわけではないのですが、デビュー曲
Shyny+はロック風・2曲目Startlineはぐっと軽快にアイドルポップス風・3曲目Dear my…は一転してバラードと様々な曲があった中でカラフルダイアリーのライブでの反応の良さなどが「寿美菜子=ロック曲」というイメージが定着していくのに与えた影響は大きかったと思います。
2日目は
girly highester!でパープルステージ全体の締めでした、イントロのキーボードが印象的でそこからノンストップで飛ばすスピーディーな1曲です。
2日間を通してみるとパープルステージが最もスフィアフェスというライブ全体からの独立性が高く「ロック曲を得意としアニソンジャンルもこなすJPOPアーテイストのステージ」というような雰囲気がありました。
 ソロの最後に
グリーンステージを。
衣装は白とグリーンの組み合わせで「草属性」という感じで比較的普段のソロステージに近いものでした、唯一にして最大の特徴は草をあしらったヘッドフォンとそれにつながるiphoneでした。
その
iphoneを使ってステージ上から客席の様子を撮影(2日目はぎこちない手際でパノラマ撮影でした)するなど独特の空気感をかもしだしてました。
初日は
musicからのスタート、この曲はイントロからクラップを入れるのが定番になっています。
よく愛生ちゃんの表現を借りれば「ライブでクラップやコールが入って初めて完成といえる曲」の1曲といえるでしょう。
この曲も含め一部の曲ではギターの平井さんがエレアコのギターに持ち替えるのですがその時になんともいえず楽しそうに弾いているのが印象的です、
パープルステージGENESIS ARIAなどでノリノリで愛用のいつものギターを弾いている時もものすごく気持ちよさそうなのですがそれとはまた違う種類の楽しさが伝わってきます。
2曲目は限定曲その1、1日目は
Dill愛生ちゃんのソロ曲で最もバンドメンバーが大変な曲ですがスフィア初の武道館など大きな会場で良く採用されています。
2日目は
フリップ フロップ、数少ないタイアップ曲です。
この曲の場合は強く番組に寄せるという手法ではなく、歌詞全体としてゲームやネットの世界をイメージさせる単語をちりばめてふんわりとゲーム番組にテイストを合わせています。
3曲目は限定曲その2、1日目は原点といえるデビューシングル
love lour lifeでした。
ソロ歌手豊岬愛生の曲はこういう感じですというイメージを形作った1曲でライブでも文句なくレギュラー扱いです、もし愛生ちゃんがベストアルバムを作るためのファン投票を行ったら間違いなくトップ3入りと言える首位候補で別格の存在感があります。
2日目は
春風こちらも代表曲と呼ぶにふさわしい1曲で季節的にもピッタリです。
最近スフィアの
Ding!Dong!Ding!Dong!で使われる「1つ2つ3つ4つ」と指で数える振りはこの曲が元祖、ただ最近スフィアライブでこの曲が歌われていないせいもあり新しいファンの方々には浸透度は今一つのようです。
基本的にサイリウム・ペンライトはグリーン1色な愛生ちゃんのソロステージですがこの曲のピンクとグリーンの2本持ちで右手で1つから数えていく振りコピーとサビの大合唱はライブの見せ場の一つになっています。
4曲目はクローバーNewアルバムのリード曲、シロツメクサシャムロックと続く流れにある曲です。
1日目ラスト5曲目はletter writer、「明日また君にあえますように」で1日目を締めくくり2日目は1曲目と5曲目を入れ替えループする感覚が味わえました。
最後に今回歌われなった曲でソロツアーで期待される曲を挙げて締めとしましょう。
まずは君にありがとう、はっきり言えばこの曲を聴きたいのがツアー徳島公演に遠征するモチベーションの半分を占めます、CD音源だけでなくぜひライブで聴いて欲しい1曲です。
2曲目はKARAKURI DOLL、どこかで会場限定曲となると思われますが微妙にブラックユーモアな歌詞が作者の谷山浩子さんの個性を感じさせる曲です。
3曲目はリンゴのせい、軽快なロック調がライブの流れの良いアクセントになる曲ですがこの曲は赤とグリーンのペンライト2本持ちが定番です。
最後はちょっと無理気味ですがおさんぽの唄、これを1曲と数えるのか?どのタイミングで唄うのか?ライブでの扱いがつかめない曲ですがそれだけに楽しみでもあります。
 そういうわけで次回はブルーステージで全体のまとめです。