締めくくりにblueステージについてですが細かく書こうとするとかなりな分量になりそうですのでセットリストの流れを追いつつ気になった曲について触れる形で駈け足で進めてみましょう。
 1日目はLET・ME・DOから、最近は締めにくることが多い曲ですので1曲目としては異色な印象です。
締めのパターンとは異なりほぼCD通りのアウトロを延ばさないアレンジでの披露も久しぶりな感覚がありました。
2・3曲目は両日共通でSticking PlacesGO AHEAD!!でした、最近のライブ定番曲ですがGO AHEAD!!の方がむしろスタートの曲のイメージがあるかもしれません。
4曲目は限定曲その1、1日目が
REALOVE:REALIFE2日目がSTAR'S ELEMENTとかなりイメージの異なる2曲でした。
REALOVE:REALIFEの方は長らく』セットリストから外れていた不遇なタイアップ付きシングルですが作詞が畑さん作曲が黒須さんというおなじみのコンビによる曲です。
「自分本気宣言」などの畑さんらしい印象的な詞とロック調でありながらどこか懐かしさを感じさせる黒須さんの曲の組み合わせが絶妙です、1つだけ残念だったのはメインステージでの披露だった点で数曲後にトロッコの使用があるならトロッコでの披露にして欲しかった気がします。
STAR'S ELEMENTの方は4THアルバムの1曲ですが疾走感と前向きさを感じさせる歌詞でスペースオペラもののアニメタイアップが付きそうな雰囲気です、私の印象は「ガンダムシリーズの1クール目のオープニング」ですがいかがでしょうか。
5・6曲目も両日共通、5曲目はイマジネーションは終わらない、歌謡曲テイストが印象的なシングルカップリングです。
6曲目はぐっと久しぶりな気がするJoyful×Joyfulでした、事前にアナウンスされていた「久しぶりの曲もセットリスト入りするかも」という情報に対し多くの人がイメージするだろう曲の中の2曲が4・6曲目に来たことになります。
7曲目は限定曲その2、1日目はHello,my,love2日目が風をあつめてでした。
Hello,my,loveについてはREALOVE:REALIFEとは逆で振りが印象的な曲だけにトロッコではなくステージで披露して欲しかったところです。
風を集めては初期曲でベストアルバムランクインまでもう一歩だった曲ですがやや久しぶりな印象でしょうか。
8曲目からblueステージ前半ラストまで両日共通の流れ、Brave my heartかってな成長期キミが太陽NEVER ENDING PARTY!!!!vivid brilliant door!と新旧をおりまぜつつ盛りあげてソロステージへのつなぎでした。
この中で気になるのはキミが太陽NEVER ENDING PARTY!!!!、という並びです、新旧のライブ定番曲にしてクライマックスに選ばれる極めの曲のイメージだけに続くとなんとなく終盤な気がします。(実際はまだ折り返し前ですが…)
 ソロステージと折り返しの長めの休憩を挟んでブルーステージ後半戦、ソロステージの分が入ると分かりにくいのでこれ以降は後半1曲目からの曲数表記としていきましょう。
後半スタートから3曲は両日共通、1曲目は君の空が晴れるまで、1stアルバム収録曲でタイアップもついていない曲ですがベストアルバム投票で4位に入るなど古参ファンを中心に人気の高いいわば隠れた名曲です。
とはいえ後半のスタートにこの曲を配置するあたりにもここまでの集大成的な意味合いを持つセットリストであることが感じられます。
2曲目に微かな密かな確かなミライDREAMS Count down!ではなくこの曲を選んできたあたりからは「振りコピーよりコール重視」というセットリスト編成方針が見える気がします。
3曲目はらくがきDictionaryこの曲が2DAYS共通になるのもかなり異例、私の好きな曲の1つでありベストアルバムにもランクインしている人気曲ですが基本的に「限定曲の選択肢の1つ」というイメージです。
3曲目と日替わり曲の4・5曲目はバラード曲のコーナーというところでしょうか。
4曲目は1日目がHazy、2日目が虹色の約束という組み合わせ、共通点としては1人・2人のパートの分量が多めでしっとりしたメロディーと合わせて多様なハーモニーとそれぞれの声の色合いの違いを味わえるところでしょうか。
王道のバラードであるのが災いしてかともにライブではレアな存在になっています、特に虹色の約束はイントロ無しという難曲でMC明け以外ではかなり歌い辛く愛生ちゃんのDillに並ぶバンドメンバー泣かせかもしれません。
5曲目は1日目がタイムマシン2日目が夢奏レコード、新旧アルバムのライブではレアな扱いのバラード曲ですが夢奏レコードはより久しぶりの感が強いです。
Hazy虹色の約束が色合いや景色というビジュアルイメージを喚起するバラードなのに対して、タイムマシン夢奏レコードは過去から未来への時の流れに思いをはせる曲といえます。
6曲目は一分一秒君と僕の、Honey Works meets スフィア名義でリリースされる新曲でこの日が初披露でした。
適度にドラマチックなメロディーとキャッチ―でどこか切なさを含む歌詞というHoney Worksっぽさが強く感じられる曲に仕上がっています、これまでのスフィア楽曲にくらべてややキーが高いようで一人ずつで入る歌い出しの部分特に愛生ちゃんにはいつも以上の緊張感が伝わってきたような気がします。
続く7曲目は本編最後の日替わり曲、1日目はDangerous girls2日目がStop Motionとテンポの良い曲でラストスパートへとつなぎました。
Dangerous girlsはある意味代々木第一体育館とは縁の深い曲、この会場で行われたスフィア初の2DAYSライブの初日1曲目というスフィアが代々木第一位体育館で初めて歌った曲になります。
ここからはラストスパート、テンション高めの曲が本編終わりまで続きます、まずHIGH POWEREDPlanet Freedom
HIGH POWEREDはリリース時期は晩秋ながらタイアップ作品の世界観に合わせて曲としては夏のイメージというちょっと不思議な曲。
侵略!?イカ娘はこれまでスフィアのシングルがタイアップした中ではもっともメジャーな作品ですが曲としても固定ファン以外への知名度は有数のためフェス出演時にも良く選曲されています。
次の2曲はサイリウムカラーが赤でライブでの盛り上がりに定評がある曲、結果的にギターの平井さんの見せ場にもなっています。
MOON SIGNALはサイリウムカラー赤の元祖、スフィアにとっては名刺代わりの1曲と言えますがこの曲のイントロが流れた瞬間に客席が赤く染まるのは毎回のことながら壮観です。
続く
GENESIS ARIAは全体が赤というわけではなく一部ウルトラオレンジを使用する人もいますが武道館での炎を使う演出の影響もあり赤が主流です。
12曲目はPride on Everyday、この曲は統一されているわけではありませんがスフィア楽曲には珍しくサイリウムカラーは紫が主流です、情熱コンティニューを黄色と見ればスフィアライブで使う全色が網羅されたことになります。
続く2曲はDing! Dong! Ding! Dong!Super Noisy Nova、新旧のライブ映え曲の代表格が並びました。
Ding! Dong! Ding! Dong!は鬼才ヒャダイン氏によるスフィアダイジェストといえるこれまでで1番の異色作ですが「1つ2つ3つ4つ」の振りはこちらの方が定着しているようです。
Super Noisy Novaは初期曲では有数のライブ映えの1曲で振りコピーが広がっていく初期の曲でもあります。
本編ラストはATMOSPHERE、元祖個人名コール曲でフィナーレという懐かしさを感じさせる締めでした。
ある意味最近の通常運転と言える「アンコール」と「スフィア」の綱引き状態を経てのアンコールは1曲目が日替わり曲でした。
1日目がFuture Stream2日目はサヨナラSEE YOUというかつてのライブ定番曲の日替わりでした、ただ今回の流れからすればこの2曲をアンコール1曲目2曲目に連日並べても良かった気がします。
アンコール2曲目3曲目は共通でSpring is hereNon stop road、少し懐かしい感じの代表曲2曲です。
Spring is hereはセカンドアルバムタイトル曲ですがそれ以上にこの時期のライブには季節感的に欠かせなません、
この曲はスフィア楽曲では珍しいサイリウムカラーがピンクになっています。
Non stop road、といえばスフィア4人が主演を務めた夏色キセキのオープニング、スフィアのここまでの歩みを語る上では欠かせない曲です。
ちなみに2日目には関係者席に水嶋監督も来ておられたようなのでこの曲が2日ともセットリスト入りして良かったと思います、最近のツアーなどではたまたまセットリスト入りしていない日に当たっている印象がありました。
アンコールラストは本編1曲目と連動していて1日目のラストと2日目1曲目がクライマックスホイッスル、2日目のラストと1日目の1曲目がLET・ME・DOでした。
どちらもかなりパワーを要する曲だけに6時間余りのラストにはハードな気もします、特に2日目の延べ13時間近い最後のLET・ME・DOは1日目終演後にあるフォロワーさんとTL上で「明日のラストがLET・ME・DOはハードすぎてみんなボロボロかもしれない」などとやりとりしていたのが実現してしまいました。
この2曲を入れ替えることでループ感あるいは2日間のべ13時間に大きな1本の流れを与えるような意図があったのかもしれません。
もう一つは「同じ曲でも違う風景で見せる」の象徴という狙いでしょうか、1日目の1曲目でほぼCD通りに演奏されるのと2日目で13時間のラストでアウトロを引っ張るのとではかなり異なる表情を見せてくれます。
今回は2日間ほぼ同じ衣装でしたがドラマパートがないことと合わせてビジュアルよりは歌に重きを置く演出だったといえるでしょう。
今回のスフィアフェスはフェスというネーミングながら本質はオーソドックスなライブでした、昨年の東名阪ではドラマパートとライブを切れ目なくつなげるという変化球的な新趣向を見せたのと対照的でしたが次のスフィアワンマンライブはどう振ってくるか楽しみです。
随分時間がかかってしまいましたがやっとスフィアフェスの記事が完結です、最後までお読みいただきありがとうございます。