衝撃的だった
その一言につきる
あれは三月の終わりの週だった
世間は春服に包まれ、とはいえ風は冷たくまだ肌寒い、そんな日曜日
花見の予定も悲しくどんよりと空を覆う雲、そして天気予報は曇りのち雨
それでも旧友に会うことに心弾ませながら私は、地下鉄に乗った
高校の時は毎日乗っていた地下鉄
目的地はあの頃と同じ国際会館
松ヶ崎にを通る頃にはもうひと気はなく、車両には懐かしさだけが満ちていた
終点国際会館駅はサラリーマンと学生が多い
私は一番改札に近い階段を駆け上がり、子供にぶつかりそうになり、そして切符をポケットから出した
その時だった
視界に違和感
改札の手前の今までなかったものが目に入ったのだ
あの人だった
あの人がそこに居た
一度見てしまえば、しばらく目を離すことができず
なぜここに居るのか
なぜこの人なのか
尽きることのない疑問が心を支配し、しばらく立ち尽くしてしまった
そう、彼女は大原女
ミステリアスに三頭身。
こんなもの前なかったべ?
どうしたんだ国際会館…
