長々と書いていた「海」についても、
世界に影響を与えた「神奈川沖浪裏」が、自分の身近な場所であったと知ったことで、
そろそろ一段落という気になりました。
日本は大海の中にある国、日本人は海の民なのだということは、
日本で生まれ育った私にとっては、今まで知らなかった驚きの事実です。
私はどういうわけだか海外旅行にあまり興味がなく
新婚旅行も国内でした。
外国の良さを感じて憧れることがあっても、
最後は「やっぱり日本が一番いい」というところに落ち着きます。
ですが今回の記事を読み直してみると、
古き良き時代の日本の海の姿を教えてくれるのは海外の書物であり、
葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」は世界に影響を与えた Great waveなのだと教えてくれたのも外国人でした。
自分のことは自分が一番よく知っているのでしょうけど、
時には他人の言うことも聞いてみるものです。
外側から見た自分を教えてもらうと、新たな発見があるものですね。
海と山すれすれに住むことのできる日本に生まれたことの幸せを、日々味わっています。
書き始めたのが7月だったので、
海へのあこがれを抱えたまま、半年も日々を過ごしたことになります。
それだけ果てしなく広く大きく深く、
様々に変幻するのが「海」だからでしょう。
波音に浸っていつまででも過ごすことができたら、
それだけで幸せかもしれない。
一連の記事は、ここまでとさせていただきます。
--- 2023年後半 海の国に生まれて 完 ---
