このブログにはあまり書かないのですが、
自分の好きなものについて書くのなら、「ピアノ」は欠かせません。
基本的に、和物が中心の生活です。
インテリアや食べ物だけでしたが、最近は「衣服」も和物が入ってくるようになりました。
ですが音楽だけは、西洋ものです。
物心ついたころからずっと、ピアノがあるのを当たり前だと思って生活してきました。
ピアノを置ける広い部屋や、鍵盤に触れることのできる時間があるということは、
とても恵まれていることなのだと、大人になってから知りました。
細々と趣味でやっているだけですが、最近気が付いたのが、
クラシックを弾きたい時と、それ以外を弾きたい時が交互にやって来る
ということです。
高校生でジャズを少しやりましたが、幼いころからクラシックでレッスンを積んできています。
クラシックは基本、練習のため、親や先生に褒められたくてやっていると自分では思っていました。
それがちょっと違っていると気が付いたのは、けっこう最近です。
ジャズやポップス、今をときめくアーティストが奏でるメロディーをさらっと弾けるのは、
とてもとてもかっこいいことです。
クラシック以外を弾いた方が、一般受けがいい。
私がジャズや流行のメロディーを弾きたいときは、そう思っているときなのです。
そんな私に、この夏から「クラシックを弾きたい時期」がやってきました。
今、真っ最中。父が好きな「ショパン」を。
敬老の日に父に聞いてもらうためという大義名分ですが、
実は、自分が満足したくて練習しています。
「楽譜に忠実に弾くものよ」
私よりもはるかに上手な姉が、よく言っていました。
クラシックは堅苦しい音楽と思われがちですが、
楽譜に忠実にという枠組みの中でも、十分に「自分独自の何か」をちりばめることができます。
長い年月をかけて発展してきたものには、それなりの価値があるのです。
今、練習しているのは「夜想曲 第8番」。
寝ながら聞くと、夢の中にまで入り込んできそうな、
ショパン・ノクターンの中のひとつです。
ポーランド出身のピアニスト・ルービンシュタインの演奏で。
こんなふうに弾けたらいいなあ。
