昨日、麻糸づくりに着手しました。
やっていたのは2017年9月だから、ちょうど3年ぶりということになります。
よく言われる「糸紡ぎ」は、綿の中から糸を紡ぎ出す木綿に使われる言葉で、
植物繊維から糸を作る作業は「糸績み」と言います。
糸同志を、撚りをかけながらつないでいくのです。
まだ再開したばかりで少しですが、
このカゴに毎日少しずつつないだ糸がたまって行くのを見る気持ちは、
今の流行りの言葉にすると「ワクワク」になると思います。
話は変わりますが、7月からはじまった着付け教室・中級講座がもうすぐ修了します。
引き続き上級講座にも申し込んでいるのですが、
自分で普段着として着るくらいなら、もう大丈夫です。
ここで、着物と麻糸づくりの接点が浮き上がってきました。
3年前に、初めて麻糸づくりを始めたとき、糸づくりは着物と関係が深いことを知りました。
着物といえば木綿か絹ですが、木綿が普及したのは江戸時代です。
絹はぜいたく品なので、それ以前は庶民の着物は麻だったのです。
そういえば、糸績みのサークルでは着物を着る人の割合が多く、
普段着物を素敵に着こなしているのを見て、「いいなあ、」と思った記憶も浮上してきました。
幸い、中級コースの終了まじかで、自分で着物を着れるようになってきました。
糸績みのサークルは、着物で出かけられる場所になると思います。
自分で作った麻糸で布を織り、それを着物に仕立てるのはちょっと途方もない話ですが、
半幅帯くらいだったら、頑張れば実現できると思います。
私が寝起きしているのは、南西向きの和室です。
着物をしまっておくスペースが大きくとってあり、
布団をしいたときの枕もとになる位置には麻糸、
それから北側の壁に向けてピアノが置いてあります。
障子からは朝日が差し込んでくるし、
リビングルームとの境の障子はあけっぱなしなので、
いつでも主人と話をすることができます。
狭いけれど、好きなものに囲まれて過ごせる場所がある、
自分の空間に満足できているのは、
とても幸せなことだと思います。
