アジサイの葉の上の、カタツムリ。
横浜に引っ越してきてからあんまり見なくなったのは、
都市化による乾燥のせいかなと思っていたのですが、
梅雨のこの時期は、さすがによくお目にかかります。
日本によくいるミスジマイマイという種類と思います。
まだ小さくて、大人になりきっていません。
カタツムリは、地球上ではかなり古くから生息している、
陸上に住む巻貝の一種です。
日本においては縄文時代に、食用としていた痕跡が残っているそうです。
「カタツムリ」と、カタカナで表記されることが多いですが、
ある説によると、
片(カタ) 瞑り(ツムリ)
すなわち、「片方の目をつむる」と解釈できる。
開いている方の目は現実(外側の世界)を見ており、
閉じている方の目は、見えない世界(自分の内部)を見ている
のだそうです。
見えない世界は自分の内部にあり、現実と常に隣り合わせになっていて、
外側で起こることは、自分の内部と照らし合わせて解釈できます。
カタツムリの動作がゆっくりなのは、自分の内部に忠実に動いているからではないかと思います。
なるほど、と思いながら読んでいて、自分の体験を思い出しました。
ある日の早朝に明晰夢を見ていたときのことです。
夜が明けかけて、周囲が明るくなってきたのがわかったので、
「そろそろ目覚めよう」と思い、
右目を開けると、うっすらと明るくなってきた寝室の壁が見え、
いつも生活している現実の世界に住んでいることが認識できる。
一方、閉じたままの左目では夢の世界が見えていて、
自分はそこにも住んでいる。
2つの世界に同時に存在している!
と思ったことが、つい最近あったのを
「カタツムリ」のことをあれこれ調べていて、思い出しました。
あの世とこの世、自分の部屋と宇宙の果て
のように、まったくの異世界や、
果てしない距離があるような場所でも、
右目ではこちらが見え、
左目ではあちらが見える、
というように、
2つの世界に同時に存在していることが認識できると同時に、
あちらからこちらへ、
瞬時に移動することも、できると思います。
