今年に入ってから通い始めた「着付け教室」が、
世の中の騒動の影響でクローズになっていたのですが、
7月から再開したので、また通い始めました。
着物は結婚してから着たことがなかったのですが、
5年前に亡くなった母のかたみが数着と、
「お嫁入にもっていくように」と作ってもらったものがいくつかあります。
初心者の私は、これだけで十分と思っていましたが、
真夏に着る「洗える着物」がないことに、7月になってから気が付きました。
慌てて買いに出るともうバーゲンになっていて、安く買うことができました。
夏用のポリエステル着物は、正規の値段でもかなり安いです。
「ユニクロのワンピース1着」と同じくらい。気軽に買えるのが嬉しいです。
「このデザインは、初心者の方にはお勧めできないんですよ」
と店員さんに言われたものを買いました。
黒に近い紺色地に太い縦縞、紫色も入っていて個性的。
背が高く思い切った着こなしができる人に、似合うそうです。
着こなしには自信がないけれど、「背が高い」にかろうじて該当するからいいんじゃないかと、
安易に買ってしまいました。
亡き母は、「あなたは派手なものが似合う」と口癖のように言っていて、
お嫁入のときに作ってもらった着物は
「こんなの着ていいんだろうか」と思うくらいに派手なものばかり。
その手のものが、もう一着増えたことになります。
私のライフスタイルに「着物」が入ってきたのは、昨年の11月からです。
PCに向かっていた時
着飾ることは、自分にとって大事なこと。
特にそれは、着物を着ることで顕著になる
という考えが、湧き出てきました。
その瞬間、頭が空白になるくらいに強力な、
自分からのメッセージでした。
思い当たるフシが十分にあります。
社会人になってからかかとの高い靴ばかり履いていたせいで、
外反母趾になってしまい、靴を履くと痛いので、
ここ10年くらいは、いつもスニーカーやサンダルばかりになっていました。
着るものもどうでもいい感じになっていて、
鏡を見る回数も激減してしまいました。
はっきり言って、面白くない状態です。
「着物を着ること」
は、そういうところからの脱出を助けてくれています。
私は、着物もそうですが、お洋服を地味にするとなんだか没個性になってしまって、
自分に申し訳ないような気がするのです。
私のハンドルネーム「菊乃」のもととなったのは、
数年前に白昼夢に出てきた江戸時代後期の女性です。
背が高くて、髪を高く結い上げてとても派手な着物を着ていたのですが、
ほれぼれするほど、よく似合っていたことを、
着物を着て鏡を見ていて、思い出しました。
