いつも行く駅前近くの小さな公園で、水仙(スイセン)が咲きだしました。
寒さの中で、まっすぐな茎から花を咲かせる水仙は、すっきりとしていてとても日本的な花ですが、
もともとは地中海沿岸が原産の植物です。
日本の花のように思われている日本水仙も、古い時代に中国を経由して伝わったそうなのですが、
湿気のある日本の気候になじんで、水辺に近いさまざまな場所でたくさん咲いている水仙は、
「日本の花」ということにしてあげてもいい感じがします。
以前会社勤めをしていたとき、会社のパーティーで尊敬する上司から
「菊乃さんは、花にたとえたら水仙」
なんて言ってもらって、大喜びしてしまったことがあります。
水仙の花言葉は「自己愛」。
自分を愛することが大事だとよく言われます。
自分の足りないところを埋めたい気持ちから出る「自惚れ」と、
真に自分を愛する気持ちは全然違うのに、
自分のことだと、なかなか見分けがつきにくいのですよね。
水仙や
寒き都の ここかしこ
【与謝蕪村】
江戸時代を生きた俳人・画家の与謝蕪村。
古き良き時代の江戸にも、水仙はあちこちに咲いていたようです。
