今回は、草ずもうでなじみのある懐かしい雑草・オオバコに着目します。
ロゼット葉について語るのに欠かせないのがタンポポと、このオオバコです。
国鉄ガード下のコンクリートのすき間に生えていました。
日本で雑草と呼ばれる植物のうち、
冬はロゼット葉の姿で、
春になると丈を伸ばしてロゼットを卒業していくものが多いのですが、
タンポポと、このオオバコは一生をロゼットの状態で過ごします。
花茎をのばした姿の方が、見覚えがあるかもしれません。
これは今年の写真ではありません。
3月下旬の今、関東地方ではほとんどのオオバコがまだロゼットの姿ですが、
4月になって本格的な春になると、長ぼそい花茎をのばして、
草ずもうを思い出させる、おなじみの姿となります。
漢字では、大葉子と書いてオオバコと読みます。
ひと目でそれとわかる、しゃもじ型の大きな葉が特徴的ですね。
タンポポに比べると地味ですが、道路沿いや空き地、庭先など
どこでも見かける雑草として、大きな存在感があるオオバコ。
調べたところによると、踏みつけられることを好み、
人や車の通る道端に生えることが多いそうです。
人に踏まれると、足の裏に種をくっつけて運んでもらうのだそうで、
・・・だからこそ葉も茎も強く、草ずもうに耐えられるたくましさがあるのだと、
初めて知りました。
小さな雑草を踏みつけてはかわいそう、
というのがわたしたち人間は思うのですが、、、
オオバコは、踏まれた瞬間に喜びを感じるのでしょうか・・・
同じ地球上に住んでいる、全ての生物が同じような価値観を持っているとは限らない、
・・・ということの片鱗を見せてもらったような気がします。

