年末からやっていた、「常緑樹」も佳境を過ぎましたが、
このへんで、日本の樹木として欠かせないヒノキを取り上げてみようと思います。
檜(ヒノキ)は、日本が古くから最上の建築材料として大切にしてきた針葉樹・常緑樹です。
ヒノキで作った木材は目がまっすぐで腐りにくく材面に光沢があり、
強度もあって柱のような構造用材にも適し、内装用としても優れています。
日本書紀には「杉とクスノキは船に、ヒノキは宮殿に使いなさい」と書かれており、
万葉時代にはヒノキの宮殿や寺院が建てられました。
法隆寺などの歴史的建造物に多く使われ、建築材料としての強度と美しさを誇っています。
美しく香りのよい「ヒノキ風呂」というのがありますね。
「ヒノキ御殿」「ヒノキ舞台」などと言われることからもわかるように、
贅沢なもの、この上ない最上のものを作ることのできる木材、
日本が世界に誇れる樹木なのです。
調べたところ、
ヒノキの語源はいくつかの説があるなかで、
霊(ヒ)の木(キ)というのがあるそうです。
われわれ人間は
霊(ヒ)止(ト)といって、霊(れい)が止とどまる者という意味だそうです。
霊止(ひと)としての自覚ができているかどうか? と、自己啓発系のサイトに書いてありました。
ヒノキも霊が止まる木という意味で霊木(ヒノキ)と呼ばれるわけです。
「霊木(ヒノキ)」としての自覚ができていますか? と問いかけてみたところ、
「できているからこそ、どっしりと動かず無言でいられるのである」
と、返ってきました。
