紅葉の季節がやってきましたね。
9月末に通過していった台風24号の影響が、あちらこちらに見られます。
私の住む横浜でも、地元の人たちが毎年楽しみにしている車道沿いのイチョウ並木の中には、
今年は紅葉せず、早々と葉を落としてしまったものが多いそうです。
国道と線路に挟まれたマンション住まいで、自分が海沿いに住んでいるという自覚のない私は、
これを単純に強風のせいだと思っていたのですが、「塩」の影響が大きいと知って、驚きました。
車道や運河沿いのイチョウ並木の様子がいつもと違うのは、
台風によって海から吹き付けた強風の中に、塩が含まれているからだということを、
私は地元のお年寄りから教えてもらいました。
単純に空気の流れだと思っていた「風」が、
海から塩を運んでくることができるとは驚きです。
同じ車道沿いに並んでいるイチョウの木でも、
一つは葉が全部落ちてしまっているのに、
すぐ隣に生えている木はほとんど損傷がなくてきれいだったりするのは、風のなせる業です。
今さらながら「風」に興味が湧きました。
風の神様というのが、各国の神話にあり、
日本では風神(ふうじん・風を司る神様)として、シナツヒコという神様が「古事記」や「日本書紀」に登場します。
わたしたちも、呼吸と言う形で「風」を起こすことができます。
人間にとって、呼吸は生きていくために必要な行いであるとともに、
私たちが神であることの、証のひとつではないかと思います。
