近所のお宅の玄関先にある酔芙蓉(すいふよう)の大株が満開です。
夏の終わりから咲いていましたが、秋になって気温が低くなると、美しさに磨きがかかりました。
早朝に開いて夕刻にはしぼんでしまう一日花であるこの花の特徴は、
時間の経過とともに、花の色が濃くなることです。
朝、開いたときは純白で、
徐々にピンクがのり、夕刻になると濃いピンクの姿でしぼんで行きます。
変化の様子をどうしても写真に取りたくて昨日、小雨の中をカメラを持って何度か見に行きました。
すっかり染まったピンクの姿もきれい、
でも、開きたての純白の姿も清楚で捨てがたい・・・
・・・と、移り変わる美しさに翻弄され気味の私なのですが、
もっとも美しいのは午後3時ごろ・染まりきる直前の、こんな姿だと思います。
この微妙な染まりぐあい、「ほんのり」という感じで
ほろ酔い加減、「酔芙蓉」という名前がよく似合います。
染まる前の純白も、染まりきった後のピンクも美しいですが、
途中経過の姿は一定でなく、危なげな美しさがあってかないません。
美しいなと思ったら、次の瞬間にはもう別の色あいになっている。
一瞬ごとに変化していくところに惹かれるのは、
そこに「進化・成長」があるからだと思います。

