干潟は月に2回・満月と新月の時に、もっとも大きくスペースを取って出現する。
月の引力によって海水が引っ張られたときに、普段は水の底だった場所が表に現れるからだ。
満月と新月のときは、月の引力がもっとも強くなる。
わたしたち人間が、新月の時は新しいことを始めるのによいとか、
満月は何かを達成する時期だと言っているのと同じように、
地球も、満月・新月のエネルギーを感じて、反応している。
その現われのひとつが、このような干潟の出現なのだ。
今回は多摩川河口付近に、5月の26日と29日、2回行ったが、
同じ場所・同じ時間帯でも、月の位置によってこれだけ水位が違うことに驚かされた。
数字で表すと、分かりやすい。潮位は1日の中でもこれだけ変動する。
こういったことが、毎日ずっと繰り返されているのだ。
今度の新月には時間を作ってまた多摩川を訪れ、
土手の草むらに座って、一日ずっと川の水面の高さを見ながら過ごしてみようと思う。
地球が月の動きに細かく反応していることが、海や川の水の動きとして現れているとわかるはずだ。
私たち人間も、地球の一員として反応し、川の水と一緒になって動いている。
新月と満月は、月が地球に向かって「潮の動きを変えよ」と言っているのであり、
私たちに人間に対しては、「変化」を促しているのである。



