今回も「女性」の記事です。
昨日買い物帰りに、近所の川沿いの桜がきれいだったので立ち止まってしばらく見ていると、
後ろから人の気配がして、「きれいですねえ」と声をかけられました。
振り向くと、高齢の女性でした。ベージュのコートを着て、つやつやの真っ白な断髪が上品でいい感じです。
80歳はこえておられると思います。小柄で背中が曲がった姿で、見上げるように立っていました。
そうですね、と返事をしてそれ以上話すこともなく、一緒に桜を眺めていると、
・・・突然、彼女が
見ててごらんなさい、今にこの地球中、桜の花で一杯になるから、
と言うのです。
えっ 地球が?と腰をかがめてのぞき込むと、
ものすごく知的な目をしているのがわかりました。
・・・桜の花びらがひらり、と1枚落ちてきて、
彼女は語り始めました。
道路を走る車の音がうるさくて、耳の悪い私は半分ぐらいしか聞き取れなかったのですが、
花びらがちらちらする中で彼女が語ってくれたことは、要約するとこんな内容でした。
これから地球は変わっていく、美しい楽園になる。
今の地球は人間が作り上げたもの。
好き勝手やってしまって、こういう地球になった。
だからやり直し・・・いいえ、先に進むの。
信じられないくらい美しい地球になるのよ。
桜の花も、咲かせたいと思えばいくらでも咲かせられる、
1914年ってどんな年だか知っていらっしゃる?
・・・今の方は知らないでしょうね。第一次世界大戦が始まった年よ。
その年から、計画は始まっているの。地球進化の計画よ。もう止めることはできないの。
目が点になっている私に向かって語り終えると、
突然でごめんなさいね、また話しましょう、と言って一礼し、上流の方へ歩いて行きました。
足元に、桜の花びらをたくさん残して・・・
あまりにも突然でしかもこの内容、、、
もしかして桜の仙人じゃないだろうか、
突然霞がたちこめて、桜の木に吸い込まれて消えてしまうとか。。。
と思ってうしろ姿を見ていましたがそんなことはなく、川の向こうの空き地を越えて去っていかれました。
もしかして、空き地から小型の宇宙船が音もなく飛び去ったりしないだろうか。。。としばらく見ていたのですが、
そんなことも起こりませんでした。
また話しましょうって言ってたっけ、
どこに住んでいるんだろう、お名前くらい聞いてけばよかった、
と思いました。
彼女はもしかして私の母と同じように、昭和に変化が始まった女性だろうか、
インターネットのなかった時代に自分に集中して直観をみがき、書籍・神社・地域の言い伝え、人づたいに情報を探り当てて、
平成の世の移り変わりをじっと見て生きているのかも・・・
思考の現実化の観点から言えば、私が考えていること、望んでいることが彼女の姿になって現れたかもしれません。
ですが彼女は宇宙人でもなく、桜の木の精霊でもなく、この現実界に存在しているのです。
今までこういうことを語る相手を作らずに生きてきた私は、彼女に興味がわきました。
どんな人生を送ってきたんだろう、もう1回会いたいな。
この辺に住んでいるのかな?
桜の木の下に行けば、会えるのでしょうか・・・
