今日は知人の結婚式があります。朝早く家を出て、新横浜駅から東海道新幹線に乗り込みました。
車中の楽しみは、富士山が見えるんじゃないかということです。以前から、機会があってもいつもどういうわけだか雨や曇りで、
相当近くに行った時でも、日本の聖なる山・富士山を間近でみたことがありません。
ですが今回はお天気に恵まれています。空は真っ青で雲ひとつありません。今度こそ期待できると思っていましたが、
新幹線の指定席に着いたとたんに、裏切られたような気持ちになりました。
B席で左右が人に挟まれているのは仕方ありませんが、
窓が、、小さいのです。新幹線「のぞみ」は、外の景色を楽しむようにできていないのですね、、、
乗り込んで30分、富士山にもっとも近づいているとき、
山頂に雪を頂いた雄大な姿が映るはずの小さい窓は、隣の人の頭でかくれていました。
一瞬でもいいから視界に入らないかなと思っていると、
隣の人が急にかがんで靴ひもを結び直し始めました。
そのあいだ、僅か数秒でしたが、小さな窓の向こうに
青い空にくっきりと現れた富士山が見えました。
麓まで、茶色い土のあいまに雪が残っているのがはっきりわかるくらいの距離でした。
普段、街中で生活していると感じるのですが、山や海・大河など、雄大な自然を間近で見るのは、自分が大自然の一部であることを思い出させてくれる貴重な機会です。
なのでたとえ数秒でも、富士山を間近で見ただけで、何かしら得るものがあると思います。
土曜日のせいか、新幹線・のぞみは満席です。小さな窓から富士山を見ようとキョロキョロするというのは、ちょっと無理です。
それでもなんとかなるものですね。どんな状況であってものぞみを失うな、あきらめることはない、
と、誰かに教えられたような気がした車中でした。
