ブログをずっと読んでくれている人は
知っていると思うけど
私は「中学英語でペラペラ!」的な
メソッドはあまり強く推しません。
数ある策の1つとして
必要に応じて部分的に使うのはOKだけど
楽してペラペラの謳い文句を信じて
どっぷりハマるのは危険。
このカラクリって、
著名人の発言の一部だけを切り取って
本来の意図とは別の意図で言ったように
見せかける、悪意あるゴシップ記事
とよく似てる。
英語ネイティブは
中学レベルの単語を使って話している
というのは
あくまで個々の単語だけに着目した
偏った結果論であって、
本当は、
英語ネイティブは、
大人レベルの英語的思考回路と
大人レベルの表現力を駆使して
高難度の単語も絶妙に織り交ぜながら
中学レベルの単語同士を適切に組み合わせて
大人レベルの発話スピードで
話しています。
それを
大部分は中学レベルの単語
ということだけに着目して
大人の日本人の日本語的思考回路と
中学レベルにも満たない表現力で
メッセージの鍵となる高度な単語は使えず
中学レベルの単語をバラバラの単体で
考えながらしか組み立てられない構文力で
しどろもどろなスピードで
話そうとしても
望む結果は得られないよね。
結果的に、
家を建てようとしたのにいつまでたっても
土台も柱も床も壁も屋根もなく、
表面の壁紙だけがヒラヒラしているような
状態にしかならない。
目先の魅力的な、
一見、筋が通っているように見えるけど
実は森を見せずに木しか見せていない
ロジックに惑わされず、
思考回路も
表現力も
実際に使える語彙力も
頻度高い組み合わせも
全てが1枚の中に詰まった
英語の層をコツコツ重ねていきましょう。
そのために、
中学レベルの単語を使って
まず1番にやるべきことは
「話すこと」じゃない。
そうではなくて
中学レベルの単語に
気づきのアンテナを張る癖をつけましょう。
アンテナを張った状態で
インプットをしていくと
たくさんの気づきが出てくる。
へえ〜、この場面でこう言いたいときは
この単語とこの単語が組み合わさるのかー!
またこの前置詞が使われてる。
この前置詞が醸し出すイメージが見えてきた
この単語のニュアンス、
昨日別の文脈で出てきたアレと同じだなあ
という感じで、
中学レベルの単語の実際の使用パターンに
たくさんたくさんたくさんたくさん
触れて、気づく。
本当の意味で、
中学レベルの単語がすらすらと出てくるのは
その後の話だよ
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