神戸に行ってきました | 閉鎖中

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 昨日に続いて今日も汗ばむ暑い陽気となりました。蒸し暑さもあり、午後からは雨となりました。強く降る時間帯もあり、恵みの雨となりました。その雨ももうすぐやみそうです。明日も暑くなりそうですが、初夏らしいさわやかさが戻りそうです。

 パソコンの故障からお蔵入りパソコンでだましだまし記事を書いたりメールしたりしていますが、エラーが発生するなど悩ましい日々が続いています。特にメールが正しく遅れないなど、不安が募っています。ブログ記事も無事更新できると、いつも以上にほっとしてしまいます。

 5月10日に神戸に行ってきました。簡単ですがそのレポート報告となります。

 向かった先は神戸視力障害センターです。一度このブログでも施設紹介をしたことがあります。今回は実際に目で見て、見学してきました。

 神戸視力障害センターは、国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局の運営となっています。視覚しょうがい者が日常生活のリスク軽減や自立のための、国立の訓練センターです。

 支援課主任生活支援専門職の木村先生に施設案内と説明をしてもらいました。とても穏やかで優しい先生でした。誠意が心に響き、気持ちまで明るくしてくれる頼れる人柄と感じました。

 まず第一印象ですが、自分が想像していたものとは全く違っていました。大きな町の一角に門を入ると、突然別世界が広がりました。広大な敷地に外の音も消えそうな、静寂な世界が広がっていました。決して新しい建物ではありませんが、清潔に管理されていました。

 館内にはお灸やはりの訓練教室はもちろんのこと、学校のような教室もありました。大きな体育館もあり、スポーツはもちろんですが入閣式や卒業式も行うといってました。

 拡大読書器を利用した授業や、パソコン教室用の部屋など目的別に教室区分されていました。もちろん基本である白杖は多種類おいてあるのが目につきました。

 陶芸教室もあり、卒業時自作品を送ってくれるといっていました。自分で作るオリジナルの湯飲みで、自分もおいしいお茶を飲みたいものです。目のリスクのため触覚を鍛えるためにも、陶芸を経験するのは有効だと思いました。

 視覚しょうがい者は運動不足になりやすいです。さらにこのセンターで入所となるとさらなる運動不足もあります。その対応策として、事務まで完備されていたのは驚きました。立派な体育館でスポーツできるだけでなく、野外スポーツもできます。その上に筋トレまでできる設備があり、入所者のことをよく考えられた施設になっていると思います。

 ほかにも料理を作る訓練もあり、自炊施設まであります。トイレなどは共同ですが、衛生面も完備されとても清潔でした。今回宿泊施設は見学しませんでしたが、ロービジョン関係なども含めてすべて見学することができました。

 ちなみに管内では訓練以外の白杖使用は禁止です。そのため点字ブロックも整備されており、廊下も壁に太い誘導ラインがあり工夫されていました。

 入居をためらう人も多いと思いますが、見学だけでも一度訪れることをお勧めします。いろいろな情報も得ることができ、自分の思いが前向きに変わるかもわかりません。

 今回見学だけでなく、いろいろと説明もいただきました。2時間ちょっとの短い時間でしたが、初めて聞く話もありました。資料もたくさんいただき、今頭の整理をしているところです。整理ができれば第2弾を記載したいと思います。



以下、説明は省きますが、写真も参考にしてください。