母親が入院しました。

 
熱が高い
咳がひどい
気管支炎
ひとりでトイレに行けない
パタンと倒れる
肺炎
酸素が足りない
 
ICU
 
 
知らせを聞き
感情が引っ込んだり溢れたり
 
 
私は親に反発して生きてきました。
今もまだ反発し戦っています。
 
親が生きている間に、
戦いをやめられたらいいと思う気持ちと、
戦える相手てずっといて欲しい気持ちが交錯しました。
 
 
知らせを受けて病院に向かう頃から、私の声がかすれて出づらくなりました、なんでだろう。
 
 
病院に着き、ICU病棟に入るとちっちゃい母がベッドに居ました。
 
 
目を見た瞬間
 
この人は生きる
生きることをあきらめていない
 
そう確信しました。
 
強さがありました。
生き様が見えるような、たくましさがありました。
 
 
一瞬、誇らしくなった、
次の瞬間、かき消した。
 
 
人は生きることにどん欲なんだな…
 
 
親の介護いらっしゃいませ。