
ヴロツワフはポーランド西部にある第4の都市。歴史的にシロンスク地方の中心都市でポーランドの中でも最も古い都市のひとつである。
市内にはオドラ川とその支流が流れ200以上の橋が架かっている。

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所: Das Konzentrationslager Auschwitz-Birkenau: Oboz Koncentracyjny Auschwitz-Birkenau
ドイツが第二次世界大戦中に国家をあげて推進した人種差別的な絶滅政策 (ホロコースト) および強制労働により最大級の犠牲者を出した強制収容所である。収容された90%がユダヤ人であった。
アウシュヴィッツ第一強制収容所はドイツ占領地のポーランド南部オシフィエンチム市(ドイツ語名アウシュヴィッツ)に、アウシュヴィッツ第二強制収容所は隣接するブジェジンカ村(ドイツ語名ビルケナウ)
につくられた。入り口には「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」の一文が掲げられている。「B」の文字が逆さまに見えることについてSSの欺瞞(ぎまん)に対する作者(被収容者)のささやかな抵抗と考える
向きもあるが実際にはこの書体は当時の流行であった。日本ではいわゆる「負の世界遺産」に分類されることがしばしばである。
(1944)ドイツ統治下の各地より貨車で運ばれてきた被収容者はオシフェンチムの貨車駅(1944年5月以降は第二強制収容所ビルケナウに作られた鉄道引込線終着点)で降ろされ
「収容理由」「思想」「職能」「人種」「宗教」「性別」「健康状態」などの情報をもとに「労働者」「人体実験の検体」そして「価値なし」などに分けられた。
価値なしと判断された被収容者はガス室などで処分となる。その多くが「女性、子供、老人」であったとされる。
