『和風総本家』「修復の技 ニッポンの再生職人」の放送ご視聴いただき感謝申し上げます。 | ミシン 鹿 見えない。。。

ミシン 鹿 見えない。。。

益田ミシン商会は奈良公園から徒歩5分の
ミシン店で鹿が遊びに来てくれます。

益田ミシン商会 店主 益田周平でございます。
『和風総本家』「修復の技 ニッポンの再生職人」の放送ご視聴いただき感謝申し上げます。

当店は古い足踏み式ミシンの再生人として出演させていただきましたが、ある意味、機械のみの機構だから、たたいても、磨いても曲げても修復可能な場合がございます。
つまり古いミシンを修復できるなら何でも修復可能な印象は受けられると思いますが、
昭和50年代あたりからは樹脂の普及が広まり成形が簡単、コスト削減で相当部分に樹脂(プラスチック)が使用されております。
当初の樹脂は技術も浅く、耐久性が無く徐々に品種改良され現状では不安の無い時期に来ておりますが今回、テレビ放映後に多数ご依頼頂く修理ミシンは、
どうも時代的に樹脂の始まり当時の電動、電子、コンピューターミシンが多く問い合わせいただいております。
つまり部品破損等が発見されれば修復は不可能と判断致します。(同じ機種のミシンが部品取りとして保管していても通常は同じ箇所が破損している場合が多いです)

可能性は他店よりは間違いなく信頼いただいて構いませんが当店でも修復不可能な場合お断りする場合もございます。
発送される場合、何でも直ると送られても不可能な場合着払いで返送となりますが中途半端な梱包の場合、当方で再梱包するような手間も容易ではございません。

当方が判断して受け入れさせていただいても修理過程で不備が確認されれば同じく着払いで返送となりますが、ともかく修理不可能なら修理代金や見積料金こそ請求いたしませんが、
かなり一般的な仕事内容からは、かけ離れたエネルギーの必要な分野の仕事と言えます。
テレビ出演以後の、わずかな時間ですが多くの、お客様と話させていただきましたが、
近所には店がない。あるが断られた。修理しても直ってない等、確かに依頼頂くのも僅かな可能性に望みを持たれることは理解できます。
お顔が見えない、発送、返送、充分に間違いない梱包(荷造り)等等、条件での難しい内容でございますが前向きに検討いただきますなら当方も出来る限りは対応いたします。

お問い合わせは 益田ミシン商会 まで