やりたい事が沢山あって「一日が短く感じる」のではない。
昔は次から次へとやりたい事が山積していて時間が足りないと思った。
そんな時、もっと時間があったら良いのにと感じたものである。

ただ、今の感覚は全く違う。
やりたい事はあっても、焦ることがなくなった。
一日の24時間が坦々として過ぎ、あっと言う間に一日が終わってしまう。

かと言って、充実した時間を過ごしているのかと言うとそうでもない。
逆に成果のない時間を無為に過ごしているのが現実なのだが・・・。
それでも、後悔のない爽やかな気持ちで一日が終わる。

気が付いてみると「自分で時間をコントロール」している事に気付く。
一日の時間を自分のやりたいように振り分けることが出来るからなのだ。
だから一日が終わり、不満もなく満足した気分で過ごすことができる。

面白いものでその「満足感」が「一日が短く感じる」原因なのかもしれない。
毎日が「自分の時間」であることの楽しさ!
年金生活とは言うものの、これが唯一の醍醐味かも知れない。