価格の決定方法
自社の商品の価格、どうやって決めているでしょうか。
「価格の決定方法」は日本ではあまり進んでいないようです。
価格の決定方法は大まかに分けて2種類あります。
①原価から積み上げる方法
②顧客が感じる価値
①は例えば材料費、人件費などを足した商品原価が100円であるとすれば20円の粗利は欲しいなぁ、→「だから120円で売ろうというもの」です。
②は例えば同様の商品で現状市場ででまわっているものは1万円。この商品は一つ機能が追加されているから1万2千円にしよう。というものです。
つまり
①製品原価以上の価格→当然設けるため
②顧客が感じる価値以下の価格→顧客が感じる価値以上のお金は払わない(買ったら損するから)
ということです。
ものすごく当然のように感じるかもしれませんが、割と多くの企業でこれらの価格決定ができていないように感じます。すなわち、本当の製品原価を把握していない(実は赤字で商品を売っている場合も・・・)、顧客が感じる自社製品の価値を把握していないというようなことが発生していることが少なくないのです。
②に関しては通常商品やサービスを開発する人間と営業部隊で価格を決めることに問題があると思います。営業部隊は自分たちが売りやすい価格(会社が儲かる価格ではなく)、すなわち安い価格にしようとします。開発側は「営業が売れないというのではしょうがない」と妥協し製品原価に限りなく近い価格を提示してしまいます。これによって本来はもっと高く売れるはずの商品をわざわざ安くしてしまっている企業が多いようです。
商品価格と販売数量は反比例するとよく言われます。ただ商品やサービスによっては必ずしもその限りではありません。
ためしに自社製品の価格を10%上げてみてください。
もしかすると販売数量は変わらないかも知れません。
