多発された金額欄が白紙の見積書(ブラウン管→液晶に見られるデフレのメカニズム) | ナノテクブラックジャックのブログ

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 ナノテクが期待される以前の1996年から、日本復興の期待を背をっていた2000年代前半、期待が薄れてしまった2008年までの13年間を最前線で見て参りました。

 そんな私が考えていること、身の回りで起こっていること等を書き綴ります。

        一般には知られていないレアな情報を元に、デフレスパイラルのメカニズムを説明してみました。

1990年半ば、60年間続いたテレビ=ブラウン管の時代が終わろうとしていた。
 液晶が市場に出回り、売れ始めたが、まだしばらくの間は、ブラウン管は売れ続けると考えられていた時期だった。
 ところが、国内のある大手メーカーがとんでもないことをしたとの情報が飛び込んできた。


 金額欄が白紙の見積書を客先に出して大量のブラウン管を売却したらしいのだ。
 そのメーカーは、大きな倉庫に大量のブラウン管を所有していた。

そのままでは倉庫が生かせず物流的に損失が出る。とにかく倉庫を空にする為に、「いくらでもいいから買って下さい。」という意味で金額欄を白紙にして客先に持って行き、お客さんに、値段を付けて頂くのだ。
そのような場合には、客は相場の半額位を書く慣わしになっている。
 デフレの中で一度下がった価格は元に戻ることはなく、ブラウン管のメーカーは採算が合わなくなり、多くの企業が手を引き、生産中止に追い込まれることなったのだ。
 そして、ブラウン管が売れなくなった分、液晶、プラズマ等の次世代テレビが急速に伸びてきたのだ。
 液晶テレビに関しても、金額欄が白紙の見積書は頻繁に発行されたらしい。


 海外の某メーカーが、市場を独占するために、体力のない企業をふるい落とすためだ。 液晶の価格が下がり続けていた時期に、液晶関連で利益を上げているのは、運送会社だけだといわれていた。液晶テレビの市場を制した海外の某メーカーは日本の大手電気メーカー9社が束になってもかなわなくなっている。
 ブラウン管VS液晶に見られるデフレスパイラルのメカニズムがお分かり頂けただろうが?