アーキフォーラム難波和彦講演会 | だから構造家は、楽しい

アーキフォーラム難波和彦講演会

9月25日(土)は毎月最終土曜日恒例のアーキフォーラムです。

早いもので第6回。今回は講師に難波和彦さんをお迎えいたします。


講演タイトルは

『建築家は住宅で何を考えているのか』


難波さんと言えばやはり「箱の家」シリーズ。

すでに100棟近い竣工を数え、設計段階のものでは既に140番台に突入している、というその圧倒的な数字が意味するものは何か?何がその数字に至らしめているのか?


実は僕自身も、佐々木事務所在籍時に構造の担当者として「箱の家」の設計に携わらせていただきました。

担当者として関わったものや、中間管理職として後輩担当者の内容を見ていたものを界工作舎のホームページで振り返ると、その数は10棟以上。その一つ一つは、やはり違うモノなのです。


単なる思い出話ではなく、生な体験に基づく「箱の家」観について難波さんに質問しつつ、

会場の皆さんと一緒に

「誰がために建築は建つか」

について考えていければと思っています。


また、今シリーズ僕と一緒にコーディネータを務めている山口陽登さんは、難波さんが大阪市立大で教鞭をとられていたときの研究室出身者でもありますので、彼もまた当時の生の体験に基づいたコメントを発してくれるのではないかと思います。

(と自分たちのハードルをあげてどないするねん。。。)


講演当日の理解を深める上で予習に適した本は何かと言われると、


建築の四層構造――サステイナブル・デザインをめぐる思考 (10+1series)/難波 和彦

¥2,310
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や、講演タイトルと同じ題名の

建築家は住宅で何を考えているのか (PHP新書 545)/難波 和彦
¥1,470
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あたりではないでしょうか。

また、僕はまだ読めていないのですが、最新刊である、

東京大学建築学科難波研究室活動全記録/東京大学建築学科難波和彦研究室
¥3,045
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や、

建築の理(ことわり)  難波和彦における技術と歴史 (-)/難波和彦
¥2,310
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の2冊もあります。


なお、これら最新刊2冊を含めた難波さん関連の書籍は、当日会場でも販売予定です。



会場はTOTOテクニカルセンター大阪

時間は17時~19時(開場は16時半)

です。

(詳しくはこちら


皆様のご来場をお待ちしております。