4月28日 展覧会オープニング | だから構造家は、楽しい

4月28日 展覧会オープニング

国立近代美術館での『建築はどこにあるの?』展覧会オープニングレセプションへ。


もの凄い人の数でした。


長らくご無沙汰していたたくさんの方々にお会いすることが出来て、僕的にはさながら同窓会のような感じで楽しかったです。京都からこの日に足を運んだ甲斐がありました。


作品のことについて言えば、やはり中村竜治さんのものにただただ圧倒されました。


だから構造家は、楽しい。-とうもろこし畑
何時折れてもおかしくなさそうな、か弱くか細い線材のみでつくられた、そして、全体としてもフワフワとした感じを与えるいかにも軽そうなものが、同時にものすごい迫力を持ち合わせていることに、一撃でやられてしまいました。


線材の組み方は三角に閉じているわけでもなく、決して安定しやすい部類には入らないのだろうけれども、そんなことおかまいなしに、簡単なモックアップからこれなら作れるだろうと読みきったその直感と、何としてもこれを作るのだという執念は、はっきり言って凄いとしかいいようがない。


もちろん他の文脈で語れば、他の方々の作品もそれぞれに素晴らしかったのですが、中村さんのがこれが強すぎて。。。


オープニング後は、中山さんチームに入り、岡田さんや柳原さんとともに、2次会に参加。

伊東さんの言葉は決して僕に放たれた言葉ではないのだけれど、1972年生まれである限り、無視できないわけで、同世代の仲間と共にきちんと受け止めたいと思います。


2次会後は、柳原照弘さんに連れられて表参道でリアル中西に参加。

その後、菊池宏さんの事務所での3次会に再合流、というハードコース。


終わってみれば、ズシりと重い一日でした。