気が利いているということ | だから構造家は、楽しい

気が利いているということ

事務所にADSL導入+無線LAN化をいたしました。


椅子やデスクトップPCが届いていませんが、

ノートPCや折りたたみ椅子が使えますので、ようやく形が整ってきた感じです。


ADSLモデムや無線LANのルータ、電話機、FAX&プリンタ複合機をほぼ同じ位置にセッティングしているため、それらの電源が1箇所に集中してしまいました。

四つ口(三つ口+一つ口)の蛸足延長ケーブルを引っ張ってきて、そいつにさしています。


で、無線LANルータをcoregaの機器にしたのですが、そのACアダプタがこいつ。


coregaのACアダプタ


通常、コンセントのところに塊があるわけですが、それが真横に飛び出ているのですね。


ので、三つ口の中央に使うと、


ACアダプタ差し込んだ状態


ジャストフィットしてくれました。


ADSLモデムと電話機のアダプタは、従前のタイプなので、もし、このcoregaのアダプタがこのタイプでなければ、うまく収まっていませんでした。


無線LANルータなど、単独で用いられることなどほとんどないわけで、必ず他の機器のアダプタとバッティングします。それを見越しているかのような、こういう気の利いたデザインというのはユーザーとして非常に好感がもてますね。


自分の構造設計でも、何気なく『一般的』と呼ばれる慣習に従って採用してしまっている(=もう少し気配りできたのではないかと思える)ディテールがあるんじゃないかと、ふと考えさせられてしまいました。