スタッフ候補生?
朝から入学手続き。
手続き場所が吉田キャンパスだったので、久々に自転車で賀茂川沿いに下り大学へ。
天気もよくとても気持ちよかったです。
あと10日~2週間もすれば、桜も満開となり、もっと気持ちよい風景となるでしょう。
入学手続きの際、4月以降は定収もない独立生計者となることもあり、入学金免除の申請をさせていただきました。
一昔前は、独立生計者はかなりの率で免除してもらっていたようですけれど、独法化後は、予算も厳しく、昨年は88人の申請者のうち1人しか全額免除にならなかったらしい。
どういう結果がでるやら。
とりあえず、半額でもいいから免除してもらいたいところです。
手続き終了後、再び自転車で実家に戻り、午後からは、車で桂キャンパスへ。
研究室に寄って、手続き完了の挨拶をする。
その後、構造設計者になりたいという修士の学生と会って話しをする。
彼は計画系の研究室に在籍しているのだけれど、スイスへの留学・実務研修を経て、構造設計者になりたいと思ったそうだ。
計画系で修士まで進んでしまっていることを踏まえ、今後、構造設計者としてちゃんとやっていけるのか?という不安が少しばかりあるようでした。
僕自身が、ここまでやってこれたのは、一重に独立へのモチベーションを保てたからだと思っています。
実務をやり始めて2年目の終わりころのことですが、
「自分は本当に構造設計に向いているか?このまま構造設計を続けるのは適切か?」
ということを将来を見据えてちゃんと冷静に考えましたよ。
ので「何となく惰性で建築の仕事をやっている感じ」が伝わってくる人はあまり好きにはなれません。
とくに「建築学科に入っちゃったんで、建築関係の中で仕事を探してます」的な人や
「(つまらないプライドが原因で)後戻りできなくなってしまっているだけなのに前を向いているフリしてごまかしている」感じが伝わってくる人は、ゴメンナサイサヨウナラ、です。
今日の学生さんは、建築に対する自分の言葉をもっており、意識・モチベーションの高い点は非常に評価できました。
もちろん、構造系の修士の学生並みの成績を修めてくれればもっと評価できるわけですが。
今の所属が計画系とは言え、京大の院試に受かっているのだから、常識的に考えれば構造系の学部卒レベルの知識はあるということでしょう。あとは、この1年しっかり高い意識を持って構造の勉強をすれば、いいんじゃないでしょうか。
僕の事務所がうまく軌道にのれば、早速にでも採用してあげたいところだけれど、どこまで仕事を増やすことができるか全く読めないので、今は確約できません。
前向きには考えておいてあげるけれど、僕はきちんと賃金を支払ってあげられる会社にしたいしね。
ちょくちょく京都には行くわけだから、京都の現場とかは連れて行ってあげるし、バイトもさせてあげますよ。
とにかく、今しばらくはしっかり構造お勉強を頑張ってください。
実力が備わっていれば、どこででもやっていけますから。
僕も早くスタッフを持てるよう頑張ります。
(が、妙な期待はしないでください)