現時点で妊娠31週から34週ぐらいで、初めての妊娠・出産という環境が似ている女性10人ぐらいで、ベテラン助産師の先生のお話を聞いたりエクササイズをしたりします。前回から、大学生で助産師の研修中という20歳のヴァレンティーナちゃんも参加してくれています。アシスタントとして、既に何人かの妊婦さんのお産を経験しているらしく、しっかり者で、とても頼もしいです。
私たちも、母親教室が始まってから既に5回目ぐらいのレッスンだったので、様々な情報や意見を、打ち解けて交換・共有出来るグループとなり、とっても楽しかったですし、心強い仲間が出来たなぁと感じています。
ご自身も過去に双子を出産している先生は、50歳ぐらいのベテランでありながら現役の助産師で、わかりやすい説明で私たちの不安を毎回軽くしてくれるんです。
例えば、
『私が出産したときは・・・』で始まる女の、過去の出産話は絶対真に受けないで、ハイハイって聞き流してくださいね。先輩面して、聞いてもいない体験談を語る人に限って、自分に都合のいい事しか覚えていないんですからね。
という言葉を聞いた時には(これはまさにうちの義理母だー!)と思いながら大笑いでした。
さて、昨日は出産直後から出産後1ヶ月間ぐらいまでの、生活・体の変化・ベビーの成長などについてのお話を聞きました。
ベビーにもよるでしょうし、実際やってみないと分かりませんが、お話を聞く限りでは、何だか壮絶で不規則で何が何だか分からないままあっという間に過ぎる1ヶ月間なんじゃないかなぁというのがボンヤリと想像できました。
そんな中で、ふと気になったのが、イタリアの習慣で、「ベビーが生まれたらすぐお祝いに病院に駆けつける」「退院したら親戚じゃなくても、普段から交流のある友人・知人は自宅に駆けつけてお祝いをする(むしろお祝いに駆けつけない方が失礼にあたるくらい)」という事。ベビーと自分の体の変化に集中して忙しい毎日を送る中で、そういうお祝いに駆けつけてくれる人を迎え入れて、ホストとしておもてなし出来る体力・気力・時間なんてあるのだろうか。。。
既に軽く引きこもりで人見知りが激しいだけに、出産そのものよりも、周りとのコミュニケーションの方が不安になってしまって、先生に質問してみました。
「うちの姑が言ってたんですけど、、、」と切り出した所で、周りのプレママ達から、やんやの喝采を浴びました。それまで姑について話題になる事はなかったのですが、実は皆さん姑について相当言いたい事がたまっていたようで、「うちの姑こそやばい」というような競り合いで一時場が騒然となりました。
とりあえず先生にたしなめられて、先を続けるように言われたので、
「うちの姑が言うには、私が出産する病院で働いている医師や看護婦の半分くらいは彼女の知り合いらしいんです。(総合病院なのに。)で、私のベビーが産まれたとたん、その情報が病院に知れ渡って、そんなにたくさんの人が病室に来てしまうと思うと、その方が不安です。今日のお話を聞いて、私自身の体の変化やベビーの成長には全力で向き合う準備ができたとは思いますが、お祝いに駆けつけてくれる人たちを受け入れる心の準備もしなくてはいけないのでしょうか。」と、投げかけました。
「まっ!あなたの姑ったら、なんで、そんな半数以上の病院関係者知ってるわけ!看護士なの
」と先生もちょっとひいていたのですが、「いえ、看護士ではなくて弁護士です。」と私が答えると、プレママ達からも「あー。。。それはやっちゃったわね」というような、同情とも励ましともとれる声をかけてもらいました。(弁護士である義理母についてはまた別の機会に詳しく読んでもらおうと思います。かなり長くなっちゃうと思われるので
)結論としては、『「出産後1ヶ月ぐらい経ってからお祝いに駆けつけた方が、ママとベビーにとってはありがたい」という事実は徐々にイタリア人の中にも、新しい習慣として浸透しつつはあるが、ここ数年の間に身内に子供や孫の産まれていない人、お年寄りなどは未だに古い習慣に従ってやって来るから、今のうちに出来る限り、この新しい習慣を私たちから広めて行きましょう』という事になりました。
結果、具体的に、お祝いにやってくる人たちを丁寧にお断りする手段はないようだという事が分かりました。が、私自身は、私の不安を実際に声に出して他人に聞いてもらった事、私の発言にほとんどのプレママが賛同してくれた事、で心がとっても軽くなりました。
日本人だからとか関係なく、イタリア人のプレママ達も同じように悩みを抱えているんだなぁ、という事が実感できた、とっても貴重で、ためになった母親教室でした。また次回の母親教室もとっても楽しみです。























