先日のブログを見た友人からこんな記事を教えてもらいました。
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1140.html
(世界が注目!太極拳による転倒予防の効果と隠された秘密とは)
うちの学校でも医者から健康のために太極拳をやるようにと言われて通うようになった生徒さんが何人もいます。脳溢血、パーキンソン、腎臓病、過度のO脚などなど。通い始めた頃は、見るからに病人だった人や、杖なしでは歩けなかった人たちが元気になってきているのをみると太極拳が健康に良いというのを実感します。
健康に問題を抱えるようになる理由は色々とあると思いますが、脚が弱ってくる、歩くのが面倒になってくる、などなど歩行が問題の引き金になっている場合が少なくないと思っています。そんな人を少しでも減らせたらいいなぁ、というのが太極拳を教えられるようになりたい理由の大きな一つです。
通常のクラスは二時間程度を使って、40分程度の準備体操を行ったあと、40分程度かけて套路を一度行い、その後套路の修正を行います。うちの太極拳の特徴はこの準備体操にあると思います。単なるストレッチではなく、様々な脚の筋肉を鍛え、股関節を柔らかくするためにいろいろな運動を行います。前に紹介した「七星式」もその一つです。10人程度のクラスに2、3人のコーチが参加し、姿勢や手足の角度などを矯正していきます。
ちなみにこの記事に出てくるPeter Wayneさん、調べてみたら太極拳に関する書籍や論文をたくさん書かれていました。太極拳に対してみなさんに興味を持ってもらえるように、少しづつになってしまうとは思いますが、このブログの中で紹介をしていきたいと思います。