吉田山来て見てほっこり大茶会  | 俳茶居

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吉田山来て見てほっこり大茶会 2016年5月28・29日京都吉田山大茶会



催事初日の神事  2016年5月28日


京都吉田山大茶会 (主催・京都吉田山大茶会実行委員会)に、2016年5月28(土)・29(日)参加した。所属する日本中国茶普及協会が、毎年ブース出店をしており、中心メンバーの関西地区のインストラクターの方々と共にスタッフの一員となり、2日間で100人近いお客様と、中国茶を通して心温まる交流が叶いとても嬉しかった。主催者の発表は確認できないが、開催2日間で約1000人以上の来場者ではないだろうか。今年で7回目となり、お茶に纏わる関西地区一番の催事に成長し、京都大阪は言うに及ばず全国のお茶好きが楽しみにしているイベントである。

催事プロデュースの左能典 氏は、出版社で編集の仕事からスタートし、独立され編集者・著述家を続けられている。そして中国茶、特に岩茶の世界に深い愛情と造詣をお持ちの方である。経営される茶館「岩茶房」は東京と京都にあり、中国茶(特に岩茶)を愛する人達には、心地よき聖地なのである。



2日間で約100人のお客様と交流 


今年は、38の団体・グループ・個人がブース出店、会場の吉田山境内は、お茶好きのお客様とスタッフの熱気に包まれた。京都でこれほどの規模のお茶の催事はないとの事。東京のエコ茶会の次位の集客ではないだろうか。

茶友の方々との再会も楽しい。九州からのMさんは、ご自身がプロディースした茶器を販売されている。天空茶会で、表演茶芸をしていただいたのを思い出した。茶の有るところ必ずいらっしゃる東京のT先生。初日の朝8時には、某ブースの設営の力仕事に従事されていた。負けてはいられず、私達60代も力が入らざるを得ない。設営後、開始までの少しの時間会場を回り、茶友の皆様に挨拶をした。経堂の中国茶のお店のDご夫妻と試飲席を担当したUご夫妻、青蛾茶房のSさん、茶遊サロンのMさん、茶館銀芽Kさん、日本緑茶センターIさん他参加者の皆様と短い時間旧交を温めることが出来良かった。お客様では、札幌のTさん、一年前に東京からご主人の転勤で大阪に来られていたTさん、横浜からのHさんと出会うことが出来嬉しかった。名古屋からのGさん、雲南での留学を終えいよいよ日本で本格稼働、活躍を期待したい。



全盛満席の盛況でした。初日Hさんの席



 スタッフの仕事の合間に韓国の抹茶の席に着くことができた。簡素な振る舞いであるが、人をもてなす気持ちがしっかりと伝わる茶席であった。茶は私にこう伝えていた「あなたを歓迎いたします。」と。帰り際韓国茶席の老師に、身振りで感想とお礼を伝えた。わかってくれたようである。

二日間約100名のお客様に謝意を伝えたい。そして、日本中国茶普及協会の茶席スタッフ関西メンバー、淹れ手・裏方スタッフIさん、Sさん、Hさん、Iさん、裏方スタッフSさん、Hさん初日お手伝いいただいたSさん、皆様にご慰労申し上げることとする。東京スタッフHさんお疲れ様。また、今回はお客様で駆けつけてくれたTさん、Nさんに感謝である。そしてインストラクターではないが、京都Iさんのご主人のご尽力に、この場を借りて御礼申し上げる次第である。

京都での催事に関東からスタッフとして参加し、交流が叶った。次は東京での天空茶会で同様に交流が叶えばありがたい。


2016年6月3日  俳茶居


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