ジムの帰りに、スーパーに寄ってお弁当を買って

ノンアルコールビールを持って、近くの公園に桜の花見に行きました。


熟年夫婦で毎日ふたりでいて、話すこともなく、

酔わないビールをちびちび…。


あちらにいたデイサービスの名前のトレーナーを着た女性とお年寄りたちが動きだしました。


お婆さんたちが、腰にリボン🎀を巻き、頭に造花をつけています。そして、音楽🎵が流されるとみんなで踊りだしました。


それぞれが好き勝手に踊り、大きな声で笑いあっています。


楽しくて仕方がないという風で、見ている私たちまで楽しい気分にになります。照れ照れ照れ



お父さん 女性はご陽気やなぁ。あの歳で、あんなに笑って踊って騒げるんやもんなぁ。たいしたもんやわ。そのてん、お爺さんは、あかんなぁ。


旦那が、小さな声で言いました。


なるほど、2〜3人のお爺さんはベンチにおとなしく座っています。職員さんが時々声をかけているようすです。



デイサービスというと、運動や手芸、カラオケなどの趣味や習い事、または食事の質などから選ぶといったことをよく聞きます。


身体を動かして、頭を使うと認知症の進行を遅らせることができると言われます。


たしかに、そうです。


でも、楽しむことが一番ではないでしょうか⁉️



私の母は、ひとり暮らしをしながら田舎のデイサービスに通いました。


母のした工作や絵をみたのは最初のうちだけで、

毎朝のプリントも一年程で白紙のまま持って帰るようになりました。


ただ、その頃から母はデイサービスを嫌がらなくなっていきました。


おばあちゃん デイ行ってたら、みんながおるねん。

「明日もおいでや」って言うてくれる。そやから、デイさえ行ってたらいいねん。


認知症で、いろんなことができなくなっていく中で、受け入れてもらえる場所があるというのは幸せなことです。


7年もの間、デイサービスに通って、要介護2になった頃からひとり暮らしが難しくなりました。


人と繋がる楽しい気持ちは、生きる強さになる。


私はそう思って、陰ながら母を応援してきた。



でも、満開の桜は、すぐに散っていきます。


私の母のように、公園の彼女たちもやがて施設に入所する時期へと移り変わっていくのでしょう。




母は、今年の桜は誰と見ているのだろう。


踊れなくても、歌えなくても…美しい桜をみていてくれたらいいな。