母の特養に提出した外出願いは、11時半から2時間と記入しました。


それでも、1時には特養に帰ってきました。


母は、自分の部屋に入るとベットに潜り込んだ。


おばあちゃん あー、疲れた。疲れた。寝るわ。

あんたらは、今日は泊まるか⁉️  帰るん⁉️


お母さん …。


おばあちゃん 帰るんかって聞いてるんやんか‼️

私は、夕方までここにおるわ。

帰る時間になったら、言うてくれるしな。

そしたら、車で送ってくれるから。


私に、大阪の私の家に帰るかを聞いているようだ。


「帰る時間になったら、車で送ってくれる」は、

デイサービスのことなのだ。


母は、7年間のデイサービス生活に馴染みすぎて勘違いしているようだ。


私が返答に困っていると、続けて言った。


おばあちゃん 帰る時間になったら、呼んでくれるしな。

呼んでくれへんかったら、ここで泊まるわ。

ご飯言われたら行くし、ここで寝るよ。


お母さん ………。


それは、特養やん。


ごちゃ混ぜになっとる。爆笑爆笑爆笑


あかん、あかん、私が不審な顔してたら、母も私の顔みてイライラしよる。

認知症は、人の顔色をよく見る。



おばあちゃん なんでもいいわ‼️  な、言われるようにしてたらいいねん。帰りって言われんかったら、

自分で歩いて帰るやんか。近くやから、帰れる。


お母さん う、うん。そやな。


ギリギリ、笑って答えることができた。

あぶない、あぶない。


もちろん、特養の職員さんが「帰り」って言うわけがないし、母の家は近いけど歩いて帰れない。



ただ、母がそんなふうに思った時は、施設の廊下を歩きまわるのだろう。


ぐるぐる🌀歩きまわっているうちに、帰ることも忘れてしまう。


だとしたら、本当のことなんてどうでもいい。母には、帰りたい気持ちを忘れずにずっと歩き続けて欲しい。


そんな、勝手なことを考えてしまうのである。