私の母は、今月で91歳になります。


82歳の時に、アルツハイマーがわかってから、

週4回のディサービスと見守りヘルパーさんとの

利用でひとり暮らしを続けています。


ガスをとめて、家での風呂はなし。

料理も買い物も、できなくなりました。

エアコンは切り、冬の暖房は電気毛布のみです。


要介護2になった去年の冬に、寒い夜中、近所の母の実家に歩いて行ってしまいました。

夜中の徘徊です。


それをきっかけに、ショートを開始です。


この半年間、月に一度だけの一泊2日のショートを、母はデイサービスと思って通っていました。


ひとり暮らしなので、急な時のために利用できるようにする目的でした。


今回、猛暑に台風🌀が重なり、5泊程の予定が、

8日に変更になりました。

ショートでは、おとなしくしていた母ですが、

帰って来た翌日に血圧があがって、ケアマネとヘルパーさんとで、かかりつけの内科に運び、点滴を打ちました。


2回目のショートの後も、血圧が上がりました。

ケアマネさんは、遠方の私には連絡せず、

デイサービスで一日中様子を見ると判断したようです。


ただ、前回のことから、私は母の家に行くことに

しました。電車さで片道4時間です。


電話で、ケアマネさんが言いました。


うさぎ ショートが長いと、どうしてもおかしくなるんですよね。猛暑が終わったら、ショートは月に一度、2〜3泊くらいにしましょうね。



たしかに、今回、ショートから帰った次の日に、

昼寝していた母が、いきなりデイかばんを持って

玄関まで歩いて行きました。


おばあちゃん あ、ここは、私の家やってんな‼️

帰ろうと思ったら…私の家や。どこ帰るねん…。


独り言を言いながら、Uターンしました。

戻らなければ、追っかけないといけません。


一泊だと、お泊りした記憶がないと言い続けていましたが、さすがに長期ショートだと、少しの記憶に残るようです。

そして、それが母を混乱😵‍💫させるんですね。



だからといって、この猛暑と台風🌀にひとりにしておけません。

夜中に、電気が止まると大変です。

雨戸で締切ったままの真っ暗な家で、とても一夜は過ごせません。

遠方から駆けつけるにも、電車は走りません。



猛暑で、かなり食欲が落ちています。

お漏らしも、ひどくなったようです。

会話も、おぼつかなくなってきました。


落ち着いたら、戻るのでしょうか⁉️

期待は、しません。

認知症も、さらに進んだのでしょう。

戻ることはないです。


歳も歳です。


おばあちゃん ここで生活したいねん。

デイに行ったら、皆やさしくしてくれる。

大阪の知らん人ばっかりのデイには行きたくない

ねん。ひとりは、さみしいから、来てや。


ケアマネさんの言う通り、認知症の母の意思は

はっきりしています。

今でも、かわりません。

ボケのボケの、ボケでも…です。

ボケて、辛くて、不安で、死にたくても…です。



10月に、また介護認定の見直しをするそうです。要介護3になれば、デイサービスやショートの同じ建物の特養に申し込むことができます。


申し込んでも長く待たされるなら、大阪に連れてきてグループホームに入所させる方法も考えます。


いつまでも、ひとりにはしておけない。

そう考えながら、8年間もやってきました。


最初は、2〜3年のことだろうと思っていました。デイサービスなんて、夢のまた夢でした。


認知症は、人それぞれです。

介護のやり方も、人それぞれです。


介護と言えば、私はまだまだ入り口です。

遠距離なので、自分のできることを、自分の生活の一部の中で、してきただけです。


介護ブログなんて、こんな私が、偉そうなこと書いて…と、いつも思います。


ただ、求めれば、そして心から感謝すれば、

必ず誰かが助けてくれます。


なんとかなる。

走りさえすれば、景色はかわる。


はしれ、おかんちゃん。

私は、書くことで、自分自身を励ましています。


いつも読んで頂き、ありがとうございます。

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