今日は、母の調子が悪い。


目ではなくて、頭のほう。



おばあちゃん アホになって、辛いわぁ。もう、今から帰ろかな⁉️


おばあちゃん なんで、こんなにアホになるんやろう。なんにも楽しいことないねん。

   デイに行くのんが、精一杯。そやから、死にたいねん。あー、早よ、死にたい‼️


お母さん 死にたいのはわかったから‼️  明日、田舎に帰ったらいいやん‼️



昼ご飯を食べて、近くの公園と薬局のお散歩。


散歩から帰っても、グズグズが止まらない。



田舎に帰ったところで、ボケは治らない。(母は、認知症をボケと言う。)

でも、母は、田舎の自分の家で、生活のすべてを自分でできていると思っている。

娘の家の台所は、使い勝手が悪い。

いつまでも、娘の家にいると、ボケが進む。

田舎に帰って、動けば、なんとかなる…と、思うようだ。

だから、帰りたいを連呼する。


そして、イライラしては、死にたいと繰り返す。


別にいいんだけど、しつこい‼️

聞いてないふりも、通じない。

逃げても、追っかけてくる。


お母さん あーー、そうなんや‼️かわいそうになぁ。ほんまに、かわいそう‼️


言ってみたけど、棒読みになる。

あほくさ。



お母さん もうさ、死にたい、死にたいって、何回も言われて、聞き飽きてん‼️

  今晩、旦那が帰ってくるから一回くらい旦那に言ってくれる⁉️頼むわ。


おばあちゃん ん…………。あかん。そんなん、恥ずかしいやん。娘やから、言えるねん。



一瞬、婆さんが正気になったのかと、顔をみた。


母は、ぼんやりした認知症の顔のまま、笑った。


お母さん 笑ってるやん‼️  なんやねん‼️



旦那は、いつも言う。


お父さん お前やから、言うんや。甘えてるねん。

   俺の前では、いつもおとなしいやん。賢いやん。




私は、3人の息子にも甘えさせた覚えがない。

だから、みんな自立して出て行った。


認知症の婆さんに、甘えられてもなぁ…。