母からは、やはり電話がありません。



金曜日に姉が母の家に行って…昨日がデイの日。

一日デイに行ったら、姉が来たことはもう忘れて

しまったのです。

いや、金曜日の夜には、忘れてるはず。


一瞬で生きている認知症。

ひとり暮らしだと、忘れたことを問い詰める人も

訂正する人もいない。

それこそ、母にとって心地よい世界。


今、認知症の母がかろうじてできること。


①  炊飯器でご飯を炊く

②   洗濯機で、パンツを洗う

③  お墓、畑、スーパーに行って、帰ってくる

④   電動自転車にのり、バッテリーの充電をする

⑤   戸締まりをして、夜は出歩かない

⑥   財布を枕元に置く


もちろん、失敗はあるだろうし、離れて暮らしているので、いい加減なものである。

ざっくり見た感じ…。


掃除機をかけない、拭きそうじはしないでも、

物を置いたままにしないだけで、かなり清潔に暮らしているように見える。

見える…だけで、私の採点が甘いのかもしれないけどね。


認知症と確定されてからも、7年間もひとり暮らしが続けてられるのは、頭が良くてよく気がつくケアマネさんとヘルパーさん、週4回のデイサービスの方々のおかげだと思う。



おばあちゃん 大阪には行かへんで‼️私は、ここで、お墓を守るんやからな。


母は、自分のことをボケボケであかんと言いながら、いつも最後には必ず言う。きっと、自分自身に言いきかせているのだろう。


娘の世話になって暮らすのは、死ぬよりも辛い。祖父母を自宅介護した経験が、認知症になった今でも、母の頭から離れない。

 

いつまで、母はひとりで暮らせるのだろう。

どこまで、母はひとりで暮らせるのだろう。


まだ、母の土地で施設に入るか、大阪に連れてきて施設に入れるか決まっていない。


母にとって、どちらがいいのかわからない。

とにかく、デイサービスの延長のように、さりげなく入所できたらいいなと、都合のいい事を漠然と考えている。


母のボケボケ加減に、一喜一憂した頃が懐かしい。