若すぎるワカメ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 異常高水温により

 例年より早くワカメの採苗を実施しないとワカメが枯れて流失し、最悪の場合採苗できない可能性もある

 というのですが

 田老は5月の初めに15℃になったものの、その後水温が下がり

 今までの所、平年並みというより平年より低いような状態です

 

 とはいえ、南には黒潮系の暖水がありますので、いつ水温が急上昇しても不思議ではない状態

 これはフリー(無基質配偶体)の状態で種苗を確保しておいた方が良さそうだ

 

 ということで

 メカブを探しに海へ

 ワカメはたくさんあります

 が

 若い

 っていうより

 幼い

 人間で言えば小学生ぐらい(笑)

 ワカメは十分に成長したところでメカブを形成して

 そこから種を出します

 

 幼いワカメにはメカブがない

 メカブがなければ採苗できない

 

 ここではワカメが枯れるどころか、種を取れるようになるのはまだまだ先の話です

 

 


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