うれしくない 1位 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今朝の2時過ぎ

 妙な静けさが気になって起き出し

 外を見ると・・・・

 雪

 それもものすごい量の

 

 私、若かりし頃に、岩手山の麓にある松尾村で暮らしていましたので

 少々の雪では驚きません

 (松尾の雪に比べればこんなもん)

 が

 今朝の雪は松尾を彷彿とさせる

 (これは夢だ)

 ってもう一度寝る(笑)

 

 4時過ぎにおそるおそる外を見ると・・・

 どうやら夢じゃないみたい

 左の雪の塊・・・・車ですw

 

 5時頃から車を脱出させるための雪かきを始め

 7時頃にはもうへろへろ

 

 ようやくたどり着いた国道は除雪が間に合わないみたい

 

 松尾にいた頃に乗ってたのはパジェロなので、どんな雪道だろうとずんずん進んでいくものでした

 昔の感覚で雪に突っ込んでいくと

 そこは軽トラ

 すぐにスタック(泣)

 

 

 ホシガレイとウニの水槽に行くと

 ブロアもポンプも止まってるし(汗)

 

 電気屋さんを呼ぶと、雪の中、宮古から来てくれました

 横殴りの雪が吹き込んだせいで漏電したみたいです

 都会の人は海に降る雪をロマンチックに思うらしいですが、海に降る横殴りの吹雪にはロマンのかけらもねえ

 

 吹雪の中、作業してもらって

 なんとか復旧

 と思ったら

 突然全停止?

 

 今度は停電でした

 やべっ、ホシガレイもウニもみんな死ぬよ(汗)

 漁協の大きな発電機を持ってこようとしたら雪でトラック動けず

 

 漁業者から船用の小型発電機を貸してもらって、なんとかブロアだけ動かしました

 が

 小型なので、ガソリンを満タンにしても3時間ぐらいしか動きません

 

 このまま夜になったらどうしよ・・・

 

 午後3時頃になってようやく停電解消

 なんとか魚を殺さずにすみました

 

 

 今日の雪、宮古地域としては史上1位なんだそうで

 そんな1位いらねえ~

 


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