まだまだいけそうです | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 田老町漁協の養殖施設は東日本大震災の年に設置したものなので

 そろそろアンカーに繋いでいるロープが切れるかも

 

 心配する漁業者が多いので

 大学のご協力をいただき

 水中ドローンでアンカーとロープの繋ぎ目付近の画像を撮影していただきました

 結び目もしっかりしてますし

 ショックアブソーバーの役割をするタイヤにも問題なし

 まだまだ大丈夫そうです

 

 が

 一つだけ心配なのは

 ウニ

 ウニは食べるモノがなくなるとFRPだろうがロープだろうがガシガシと食べてしまいます

 ロープとか食わなきゃいいけど

 

 ここは水深30m超えの場所なんですけど

 ウニが普通にいるものなあ~

 

 

 

 

 次男は大学の看護学科に通っておりまして

 9月の末からずっと色んな病院へ実習に行ってます

 看護師免許がないので医療行為はできず、食事の介助とか清拭とかやってるみたいなんです

 「患者さんとはどんな話すんの?」

 「男の人はサッカーと野球、あと釣りの話で大丈夫だね。お兄ちゃん背が高いけど何かやってたの?とか。出身が田老だって言うと海とか魚の話になるから女子の実習生よりずっと話すことがある。」

 「女の人は?」

 「男の人も女の人もだいたい高齢者だから。おじいちゃん、おばあちゃん世代。全員大谷翔平のことを言うよ。もう大谷翔平が生きる希望みたいになってる。」(笑)

 

 たぶん岩手県の高齢者は全員、大谷翔平のことを自分の孫みたいに思ってるのかと

 多くの高齢者の生きる希望になるなんて、すごい選手だ

 

 


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