もうすぐ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 先週から台風が消えたり発生したり

 あっち行ったり、こっちへ来たり

 

 定置網の網入れ作業をどうしようかと

 10日ぐらいの間、定置網の責任者が毎日事務所に波高と風の予測を見にやってきてました

 

 気象庁、アメリカ大洋大気局予報、テレビ、ラジオ、様々なアプリ

 どれもこれも予報が違う(泣)

 「どれを信じればいいの?」

 

 予報が色々あるのも困りものです

 予報するところを当てるバクチみたい

 今日は網入れ作業を行ったみたいで

 「波だったあ。予報は全然あてになんねえがねえ」

 オレにそう言われても・・・・

 

 

 

 

 昨日の夜、宮古市の方から携帯に電話がありました

 「夜分申し訳ない。お願いがあるんだけど。ムリならムリって言っていいから」

 「ムリです」(笑)

 「青山学院の生徒さんが何名か宮古に来てんだけど、市長がウニとホシガレイの陸上養殖を見せてあげたらって言うんで」

 「見せるぐらいなら別にいいですよ」

 

 作業もあったので、今朝、予定時間の30分ぐらい前に水槽へ行くと

 「急に悪いな」

 声のする方を見ると

 「えっ!市長さん。なんでこんなとこにいるんですか?」

 「突然お願いして悪いなと思ってさ」

 


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