10回目 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今日は今年10回目のウニの口開けでした

 波は・・・

 まあこんなもんでしょう

 絶好の条件というわけではありませんが、上々

 

 ただ・・・

 早朝・海の上とはいえ、暑い

 

 「あっつくて具合が悪りい~」

 という人多数

 

 

 

   さて、今日10回目の口開けをしましたが

 今までのところ中止は0回!

 打率10割(笑)

 

 口開けを決める委員さんは、スポーツの審判と一緒で

 良くて当たり前

 ちょっとでもミスすれば散々文句を言われるというツライ立場なんです

 「なんで止めた!」

 「こんな日に開けっからだ!」

 とか

 

 一度も中止がなくて10回の口開けを実施したってちょっと記憶にないですね

 快挙といってもいい

 でも、委員さんが組合員さんから褒められることはまずないと思うので

 私がご紹介したいと思います

 今年のウニの口開け担当の委員さんは凄い!

 労ってくださいな

 

 

 

 

 今はワカメの採苗作業最盛期

 なのですが

 波が高いと採苗のためのメカブを採れないし

 波がいいとウニの口開けになってワカメの採苗作業ができないので

 多くの養殖組合が採苗作業を待ってる状態です

 

 

 なので、ウニ口開けの間隙を狙って、口開けの次の日はほぼ確実にワカメの採苗作業があります

 ワカメ採苗、ウニ口開け、ワカメ採苗、ウニ口開け

 ってな感じで、しばらくの間、土日関係なく午前2時とか3時起床が続く・・・

 間に1日でもゆっくり寝られる日があると違うんですけど

 連続はキツイ

 

 私はいい加減オヤジなので、起きる気がなくても2時とか3時とかに目が覚めてしまいますが

 若い職員はツライ

 「じゃ、お前がやれ」

 って言われそうですけど

 この先もずっと私がやるわけにも行かないので

 大変だろうけど、頑張ってもらうしかない 

 


岩手県ランキング