東京さ行ぐ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 3月1日~日本橋の高島屋さんで宮古フェアが開催され

 そこへ浄土ヶ浜パークホテルが出店するそうです

 

 パークホテルの料理長の

 「田老のウニを使いたい」

 という

 たっての希望を受けてウニを蓄養してまいりました

 

 普通はね、今の時期に高品質のウニがあるはずもないんですが

 ウニの蓄養施設を設置する計画でしたので

 その前提で1年ほど前から話を進めてきました

 ところが、昨年12月、補助を受けられないことが決まり(泣)

 やむなく夏場に使った簡易的な施設で蓄養してまいりました

 

 28日から2週間の間、毎日、パークホテルでむき身作業が行われて

 東京へ行きます

 はたして身の状況はどうか・・・

 

 田老の沖で育てられるコンブとワカメは

 成長を促進するために1月・2月に間引きを行うので

 それを漁業者の方々からいただいて

 食べさせてきたウニです

 

 

 屋外飼育なので水温が低く、どの程度身入りしてるかは割ってみないと解りませんが

 餌は田老の沖で育てられた海藻ですからね

 味に自信あり

 です

 

 東京近郊にお住まいの方、ぜひ食べてみてください