どういうこと? | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 ウニは7月の終わり頃身入りが最高になって

 あとは身が溶けていきます

 

 これをもっともらしく説明すると

 ウニの身って生殖巣なので

 生殖巣が最高に膨れあがれば

 産卵・放精して

 生殖巣つまり身はミニマムサイズになる

 

 と言われてます

 

 産卵・放精の時期はこの辺だと8月中旬~10月頃

 なので、今頃は身が溶けてどんどん身が小さくなっている時期

 のはず

 (今頃は採捕しないので、見たことはありませんが)

 

 

 今年の春先、水温と光を調整して、陸上水槽で通常より遥かに早い時期にウニの身入りをさせる試験を行いました

 まあ、それは成功したんですが

 水槽に1個だけ採り残したウニがありまして

 どうなることかと、そのまま飼育(ってか、ほったらかし)していたんです

 

 今朝、そのウニが死にそうになってまして

 身がどんな状態か開けてみたんです↓

 (下の身が白く写ってるのは単純に露出オーバーです:泣)

 

 まったく溶けていません

 白子も全くなし

 最高の身入りの状態です

 なぜ?

 エンドウさん、どうして?

 

 

 もし、これを再現できれば

 10月でも11月でも最高のウニを提供できます

 

 理屈さえ解れば

 調整次第で年末年始の需要期にも最高の状態のウニを提供することも可能でしょう

 

 

 

 今年、県の研究者の方は長日処理によって9月に入ってもある程度のウニの身入りを確保されたようです

 秋に向かって、日が短くなっても電気を点灯して明るくすることによって

 生き物に

 「まだ夏だよー」

 って思わせる手法です

 秋が来ないので成熟しない

 アユ養殖などで昔から使われている割とポピュラーな手法です

 

 当方のウニが入っていた水槽は

 コンブの成熟をさせるために数ヶ月前から短日処理をしていたんです

 日が照っている時間でも真っ暗にして

 コンブに

 「もう冬が来るよー」

 って思わせてる

 

 コンブは成熟しているので

 理屈から行けばコンブと同様、ウニも成熟して産卵・放精をするはず・・・・

 

 

 さあ、また宿題ができました(笑)

 

 

 

 

 いつになったら自由に外出できるんだろ?

 コロナで世の中が大変なのになぜ国会開いて対策を協議しないんだろ?

 

 世の中暗いニュースばっかりで

 大谷選手のニュースだけを心待ちにしてるんですけど

 

 昨日、今日とフォアボールと申告敬遠続きでがっかりです

 メジャーだろ、勝負しろよ

 って思うんですけど

 ホームランキングになった選手は皆同じ目に会ってるんでしょうからね

 

 メジャーの投手ですから

 「日本人相手に敬遠なんてできるかよ」

 っていうようなプライドは当然あるでしょうから

 

 メジャーの投手が逃げたくなるぐらい凄い打者ってことなんでしょうね

 

 大谷選手の後ろに強力な打者がいればまた違うんでしょうに・・・

 

 


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