深刻な事態 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 昨日の写真です

 もう紅葉?

 葉が赤くなって、落ちています

 他の所は青々としてるのに、この辺だけ葉が赤い

 

 先日、役員さんが

 「ナラの木の根っこに虫が付いて枯らす被害が凄い。太い木ほどやられる。うちの山の周辺にも入ってきてるらしいんで、泣く泣く売ることにした。」

 「はあ?虫が付いたぐらいで枯れるのすか?」

 「いや、すごい。海端の葉っぱが赤くなってる木はみんなそうらしい」

 

 なんでもその虫が付いた木は、被害が広がるのを防ぐために切り倒して、殺虫剤をかけてシートをかけて置くんだそうな

 売るのもダメとか

 

 昨日の朝、あれ?ここだけ紅葉?

 そう思って写真を撮ってから

 もしかして、これのこと?

 

 ネットで調べたら、虫が直接木を枯らすわけでは無くて、木を枯らしてしまう菌を虫が媒介するというようなことらしいです

 いやはや、やっかいな

 

 この辺の海沿いは切り立った断崖になっているので、断崖に生えているナラがこれに感染すると、枯れて、いつかは海に落ちてくるんじゃないでしょうか?

 木が落ちれば、その周辺はしばらく落石もするでしょうから、断崖の下で操業するウニ・アワビ・ワカメ・コンブ漁が心配

 落ちた木が流れ出せば養殖施設や定置網などに大きな被害を与えかねません

 

 断崖に生えた木を切るには大変な労力とお金がかかるし・・・・

 

 

 今日も天然コンブの口開けです

 えーっと、今日で8回目

 ナギがこれだけ続くのは珍しいです

 なんか怖い

 

 


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